高橋直純ライブ2005 scene 9/2横浜BLITZ完全密着ルポ
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いきなり目に飛び込んできた風景は…

我々取材陣が会場へ到着したのは、13時40分頃。残り少ない夏を謳歌するかのような肌を突き刺す熱視線が否応なく襲いかかってくるこの日。にも関わらず、早い時間から数多くのお客さんたちが、会場前には列を作って並んでいた。

そんな光景を目にしながら楽屋口から会場内へと入った我々は、さっそく直純くんのもとへ…。

「あの〜高橋直純さんの取材で伺ったのですが…」

と語るなり、楽屋受付担当の方が「直純さんはメンバーやスタッフの人たちとSTAFF ROOMにいます」と返答。その言葉を聞き、「今日はよろしくお願いします」の挨拶をしようと、さっそくSTAFF ROOMへ…。

「今日はよろしく…」。

おっと、目に入ってきたのは、メンバーやスタッフ陣と一緒に、この日お昼用に用意された「キングサーモン西京焼弁当」をパクつく直純くんの姿。「あっ、よろしくお願いします」と言いたそうな口ぶりのもと、ほっぺを膨らませながら美味しそうに食事をしていたので、いったん取材陣は別の部屋へと移動し、食事が終わるまで一時休息。

食事が終わり、大きなラジカセを手にしながらMEMBER ROOM へ移動し始めた直純くん。「今日はよろしくお願いしま〜す」。直純くんのその声を聞きつつ、マネージャーさんと本日の段取りを確認したところで、こちらも追っかけをスタート!!

 

楽屋でダンシング!!

MEMBER ROOM では、リラックスした表情でメンバーと談笑している直純くんの姿が。途中ラジカセをセッティングしながら、「ちょっと1曲流しながら練習していい?」とメンバーらへ断りを入れたうえで、振り付けの練習をしてゆく場面も。ラジカセの中から流れてきたのは、「遙かなる時空の中で2〜花をとめ〜」の中で歌っていた『蒼い魂の龍巻』。

軽快なノリを持ったこの楽曲の振りの部分を、軽く口づさみ軽やかにステップを踏みながら、時にはかなり激しいアクションも見せつつ、一つ一つの振りの動きを確認するようレッスンしてゆく直純くん。その格好いい姿を見ていたキーボードのMASAが、「その振り教えて」と言いながら、横へ並び直純くんの振り真似を実践。2〜3度繰り返すうち、MASAもほぼ完璧に振りを覚えたのだが…2人が並んでる姿を観てると、ステップやダンスの切れにあきらかな差が…。ついついMASAも、「やっぱ格好良さが違うなぁ。スタイルが違うと、こんなにも差が出るもんかぁ」と、フッとため息混じりの発言も…。

他にも、メンバーが向けたデジカメへ、サッとポーズを決めて応じたりと、束の間の和やかな時間をメンバーたちと談笑しつつ過ごしてゆく直純くん。

やがてリハーサルの時間となり、メンバーが一人ずつ呼ばれてはステージへと向かっていく。徐々に人が減ってゆく楽屋。最後にギターのU-Ken!が呼ばれた時点で、さすがに一人ぼっちで楽屋へ居るのは寂しすぎたのか、U-Ken!の後を追うように、直純くんもブルースハープを手に。しかもそのハープを吹きながら、ステージへと向かっていった…時間は14時50分…ここからが、リハーサルのスタートだ!!

 



リラックスムードなステージ上では、こんな光景が…

ステージ上へ向かう前に、直純くんは舞台監督に呼ばれ、ステージ裏へ移動。そこには舞台の2Fへ繋がる小さな隠し階段が…。これから始まるコンサートを彩るうえでの大切な部分を先に確認しつつ、直純くんも舞台の上へ…。

ステージ上では、各メンバーがそれぞれサウンドチェックを行なっていた。もちろん直純くん自身の出番はまだ先。とはいえ、さっそく舞台中央へ立ち、各々の演奏から流れてくる音を、歌う位置へ実際に立ちながら確認してゆく直純くん。その後も、舞台監督と全体の流れの確認作業がてら、ステージ上で軽いミーティングを行なったり、客席へと降り立ち、巨大なスピーカーから流れてくる音やまばゆい照明の彩り具合を確認したりと、横浜BLITZという会場でいかに最高のステージングを作りあげてゆくかを、しっかり自らの耳や目、 身体で体感しようとしていく。その心意気が、あの感動のステージを作ってるんだと思えば…なるほど納得だ。

とはいえ、それでも自らの出番までは時間に余裕があることから、各メンバーの演奏を微笑ましい視線で眺めてゆく直純くんの姿も確認。もちろんサウンドチェックを終えたメンバーや、これから音の確認を行なうメンバーらも、それぞれの時間を遊び心満載で過ごしてゆく。たとえば…

SAXのTagがフリージャズ感覚で音を奏でながらサウンドチェックしてゆく姿を見たベースの丸さんが、さりげなくブルースハープを取り出し、Tagの奏でる音色へセッションするかのよう、みずから吹くハープの音色を重ね合わせてゆく。その仕種を微笑ましい視線で眺めてゆく直純くんの姿も…。

またキーボードのMASAのリハーサルのときには、MASAのキーボードの前へと設置された弾き語り用エレピの前へ座った直純くんが、MASAの奏でる音に合わせ、さも自分が弾いてるような仕種で、派手やかに真似演奏を施していく。そんな遊び心もまた、観ていて微笑ましい一場面。

さらに他のメンバーのセッション中、ブルースハープを手にした直純くんがステージ上で自由奔放に吹き出すや、ちょうど客席にいたMASAが、熱狂的な声援を送りながらステージ前まで駆け出し、必死で手を伸ばしたりという。ファンの子が熱狂してゆく真似をしながら、直純くんを煽ってゆく光景も…。

そんな微笑ましい遊び心の見える風景も登場しつつ、各メンバーのサウンドチェックが一通り終わったところで、まずは演奏陣のみで全体のアンサンブル音を確認すべく、『流星』を演奏。この時点では、まだ直純くんが参加する必要性はないのだが。やはりこのときも彼は歌う位置へと立ち、流れてくる演奏に合わせ、マイクを持った素振りのまま歌い踊りゆくという、本番さながらの動きを見せていく。その徹底したプロフェッショナルな姿勢こそが、高橋直純の信念と言えようか。

続くヴォーカルの出音チェックでも、彼は高音や低音、裏声、囁き声など多彩な声色を出しながら、それぞれの声がどう響いてゆくかをしっかりとチェックしていく。そしてリハーサルは、『LOVE SHAKER』から、本格的にスタートしていった。

 


一つ一つの流れを確認した、入念なリハーサルがスタート!!

アップテンポでノリ良い『LOVE SHAKER』の演奏が、ステージ上から無人の客席へ向け、勢い良く飛び出してくる。この時点でも直純くんは、本番さながらの激しいダンスを魅せながら、しっかりと歌いあげてゆく。

続く、しっとり系ナンバー『なごり雪』と『還りの泉』のときも彼は、リハーサルにも関わらず、たっぷりと感情を込めながら切々と歌いあげていた。

そのままリハーサルは、『REPLAY』と『カナリヤ』。そして、ステージ後方へ設置したスクリーンへ映し出される映像を背景に歌う、『まほうの手』へ。この『まほうの手』を歌う際に直純くんは、何度もスクリーンへ映る映像を振り返り、確認しつつ歌っていた。それくらい彼にとって、この歌と映像との繋がりはとても大切なもの。

『雨の空は晴れだった』では、「それでは最後にこの曲を送ります」とMCを入れ、本番さながらの様相でリハーサルを行なっていく。しかも最後に「どうもありがとうございました」と言いながら、手を振りステージから去ってゆく場面まで実施。その徹底したプロフェッショナル精神こそ、直純くんらしさと言うか。ここまで本気で想いを詰め込んだリハーサルを重ねているからこそ、「あの感動が何倍にもなって生まれてくるんだ」ということを確認できた気分だった。まぁ演奏が終わった後、ステージ袖からヒョコヒョコ戻ってくるときの直純くんの姿も、なかなか可愛い雰囲気でしたが…。

ここで、先程まで楽屋で振りを練習していた『蒼い魂の竜巻』が登場。この歌でも、本番さながらの派手やかなアクション付きで歌っていた直純くんがいたのはもちろんだ!!

と、ここでギターがプチ・トラブル。そのアクシデントが復旧するまでの間、おちゃらけた仕種を見せてゆく直純くんが居るかと思えば、東京のお袋さんが作った、喉にとっても優しくパワーの源にもなっている魔法のドリンクを口にしてゆく直純くんの姿も…。

束の間な休息に続き、リハーサルが再開。舞台上では、『僕はヒーロー』『なごり雪』『どんなときも。』と、それぞれの楽曲がスムーズに流れてゆくよう、繋ぎ部分の演奏チェックが行なわれていく。

そしてリハーサルの終盤は、オープニングの演出から『初恋』の演奏へ入り、直純くんが登場してゆく一連の流れ。さらに今度は、メンバーの登場シーンから『初恋』『夏色の翼』と流れてゆく演奏をと、冒頭の大切なつかみとなる部分を、とくにていねいに、何度も何度も確認するよう続けていく。

ここでメンバーを交えたリハーサルは終了。そして最後に、直純くんの弾き語り用エレピの演奏リハーサルを実施。もちろんこの歌でも、一つ一つの音や声の出音を確認しつつとはいえ、しっかり感情を込めながら歌ってゆく姿が、ステージ上からは見えていた。

 



 
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