「スピードグラファー」のヒロイン・天王洲神楽役に抜てきされた真堂圭。声優経験もなく、学生最後の思い出にと受けたオーディションがキッカケでシンデレラガールとなった彼女が、「JUMP
UP!」でCDデビュー。今回は、彼女が声優になったいきさつから現在にいたるまでの話をインタビューしてきました!
学生最後の思い出的な軽いノリでオーディション
----現在「スピードグラファー」で天王洲神楽(テンノウズカグラ)役をされている真堂さんですが、子供の頃から声優さんになりたいなって夢はあったんですか?
声優といういう仕事は小学校の時に、ちらっとなりたいなって思っただけで、その後はとくに思わなかったです。小さい頃にアニメを見ていたので、こういう職業もあるんだなぁって思ったくらいで。
----じゃあ、その時はまだ“声優を目指そう!”っていうのはなかった?
なかったですね。なりかたとかもわからなかったし。
----では実際に目指されたのはいつくらいからだったんですか?
このオーディションを姉に薦められて「あ、やってみようかな」って思って。ちょっと軽い気持ちで(笑)、受けてみました。
----自分の中ではそういう本を読んだり、そういう仕事をしている自分を思い浮かべたりっていうのは…
まったくなかったですね。私が「普通に就職したくないなぁ」って愚痴った時に姉が、「ちょっとチャレンジしてみれば」ということで、オーディションの話を教えてくれました。
----就職の時に、声優という仕事は頭になかったとしても、たとえばアニメ関係の会社に行こう、とかは思わなかった?
そういうのもまったくなかったですね。内定が決まっていたのは普通の事務職でした。すでに内定が出てから半年くらい経ってたんですけど、オーディションを受けた時はまさか受かると思っていなくて(笑)、学生最後の思い出的な気持ちでやってみよう、と。だから受かった時はかなり驚きましたね(笑)。
----オーディションはいつくらいから始まったんですか?
書類選考の締め切りが去年の12月終わりくらいで、面接が今年の1月終わりくらいですね。すごくギリギリに送ったんですよ。
----書類選考に受かった時は、まだ実感もないですよね?
そうですね、だいぶ緊張はしてましたけど、面接には軽いノリで(笑)、行きました。オーディションは合計3回で、2次は演技テストと面接でした。その時はじめて台詞をいただいて、声を出すって感じだったんですけど、アニメの方は先にできていたので、神楽の台詞をそのまま演技して。
----実際にアフレコをやるのは初めてだったんですよね?
はい。ホントに判らなかったです。まわりにはいい感じでリラックスしてる人もいて、逆にそういう人をみてこっちが緊張してきたりして(笑)。
----その時の台詞って覚えてます?
とりあえず何か叫んだことは覚えてるんですが(笑)。何をどうすればいいのか、その基準も判らなくて…。だから2次審査受かった時には「なんで受かったんだろう?」って半信半疑で。今も何がよかったのか、ホントにわからないんです。
----そうなんですか? でもそれで無事に2次審査もクリアして、残すは最終審査ですけど…。
3次は2次と同じく演技と、歌ですね。歌は好きな歌を選んでいいってことだったので、倖田來未さんの「Real
emotion」っていう歌を選びました。
----人前で歌うってこともなかなかなかったと思うんですけど、そのときはどういう心境でした?
緊張して、とりあえず何も考えてなかったですね。それで、その2日後に合格の連絡がきたんですけど、最初は「え?」ってすごくビックリしましたね。大丈夫かなぁって(笑)。
今は演技だけでいっぱいいっぱいですね。
----一番最初にされたお仕事って覚えてます?
合格をいただいた次の週に雑誌のインタビューとかがグハーっと来まして、いろいろ自分のことを喋らなきゃいけないっていうのがすごく大変でした(笑)! 今までそんなに自分のことを筋道だてて話す機会もなかったので、「何を喋ったらいいんだろう?」って。
----慣れてきました?
ダイブ…(笑)。初期よりはよくなってきたかなって。でも、勘違いだったりして(笑)。
----(笑)実際に声優としてのお仕事を始められたのは?
今年の3月の頭ですね。2話から神楽の出番がありましたから。
----前日は緊張で眠れなかったり(笑)?
いや、前日は意外に寝てたんですけど(笑)。
----大物ですね。
でも、すごく練習をしていきました。
----真堂さんの中で神楽のイメージをどういう風に捕らえられてますか?
性格が内にこもっている子なので、あまり元気にならないように気をつけなきゃって思ってます。喜ぶシーンでもあまり喜び過ぎないように、押さえ目に。
----演技のことで勉強ってされてますか?
普通に会話をしている人の“会話”を聞くようにしています。そういう姿をじっくり見るようにしたり。日常で電車に乗っていても、隣で喋ってる人が、どうやって喋っているのかな?って。今まであまり声のトーンだけを意識して聞くことがなかったので、自然な会話というのを観察したりしていますね。だけど感情移入とかはまだ全然できていないような気がするので、これからもっともっと修得していきたいですね。
----やりがいとかは感じたりしますか?
まだ演技だけでいっぱいいっぱいですね〜。
私、飾れないんですよ(笑)
----真堂さんはネットラジオもされてますよね? そこではまた神楽とはちょっと違ったイメージだったりするんですけども。
最近やっと慣れてきましたね。最初はゲストもなく一人で話すことも多かったんですけど、やまけんさんが一緒にやってくれることによって、楽しい会話ができるようになりました。
----かけあいが面白いよね。真堂さんの話し方やかもし出す雰囲気は柔らかいんだけど、ふられたネタをバッサリ切ったりして(笑)。
え〜! そうですか(笑)。
----コーナーも充実してますよね。意外な食材を組み合わせて美味しいメニューを考案する、とか。ラジオで真堂さんが、麺ツユとラーメンが美味しいって絶賛してましたが(笑)。
美味しいですよ! 普段ホントに食べてます。でもまったく不評でした…(笑)。みんな不味いって。なんでかなぁ、謎です! これを発見したのは、たまたま家の冷蔵庫にそれしかなかったので、そこにある材料で作っただけだったんですけど、それが美味しくて!
----ラジオでそういう生活の部分が見えるのが楽しいですね。なんか等身大って感じで。
私、飾れないんですよ(笑)。
写真は、撮られるよりも撮るほうが好き。
----去年の今頃までは、まったく現状のことを予測できていなかったわけですよね?
そうですね。私はビジネス学校に通ってたので、「OLになろう」って感じで。
----じゃあ、すごい急展開ですよね。周りも驚いているんじゃないですか?
そうですね、、、でも同じ学校の人には言ってないんですよ。内緒にしてるんです(笑)。たぶんまだバレてない、と思います。ホントは内緒にしている訳ではないんですけど、別に言う機会もないので。
----いいなぁ、そのテンション(笑)。
もともとワーってかき乱す性格ではないんですよ。だから緊張しててもあまりそういう風にもみられないし。
----でも、今回はCDデビューということで、ジャケットにも顔がドーンと。
そのジャケットの表情が、ふて腐れてるって言われるんですよ(涙)。
----そんなことないですよ! かわいいじゃないですか。お洋服も素敵だし。私服もかなりこだわってらっしゃいますよね?
でもこの間私服の時に、やまけんさん人から「ガイコツのネックレスは可愛くない!」って言われたんですよ(笑)。絶対可愛いのに! 周りが一斉に可愛くないって言っても、私は可愛いって信じてるんです。頑固なんですよね(笑)。
----麺ツユラーメンと同じだ(笑)。
いや、あれと一緒にしないでください〜。
----(笑)、でもこれからは“声”だけではなくて、いろんなお仕事が増えていきますね。
そうですね、まだ写真を撮られることとか全然なれなくて。写真はどっちかっていうと、撮られるよりも撮るほうがすきなんです。カメラを持ってるとずっと撮ってますね。友だちとか、自分で買った小物とかいろいろ撮ってますよ。でも恥ずかしくってなかなか見せれないですね。
「JUNP UP!」で、いつかみんなで踊れるといいな。
----では、CDのお話を聞かせていただこうと思うのですが、今回はノリのいい曲ですよね。
そうですね。もともとカラオケとかにはあまり行かなかったんですけど、JUDY AND MARYとかすごく好きだったし、音楽が大好きなので、CDが出せるってなってうれしかったです。
----歌うのに抵抗はなかったですか?
いや、歌は苦手なんです。でもこの曲はすごく楽しく歌えました。作詞家の方には実際にお会いしたことなかったんですが、すごく私にぴったりな歌詞を書いて下さったのでビックリしたんですよ。でも曲もノリが良くて、素敵なので、歌うのが楽しいですね。
----ファンのみんなの前で歌うのも楽しみですね。
実はもうすでにお披露目はしているんですよ。でもその時は初めて人前に出て歌うっていうことですごく緊張して、ちょっと歌詞を忘れちゃったり(笑)。
----ラジオでこの曲の振り付けも募集してましたよね。
もうすでにいくつか来てるんですけど、なんかすごく面白い振り付けとかも出てきてます(笑)。いつかみんなで踊れるといいですね。歌詞は忘れないように…、でも笑って歌えないかも!
----なるほど、では最後に、エキサイトアニメを見てくださっているファンの方へメッセージをお願いします。
えっと、そうですね…。アニメの方も佳境で、目が離せなくなってきてますので、みなさん楽しみにしててくださいね。
TEXT/足立知美
※このインタビューは8月に行われました。現在、テレビ朝日でのアニメ放送は終了いたしております。AT-X・インターネット配信での番組放送についてはスピードグラファー公式サイトにてお知らせしております。