「佐藤裕美のヒロミデンパ」公開録音からの幕開け
この日のライブはまず第一部として、3ヶ月前に開催した「Sugar season LIVE
vol.1 〜春風〜」のときにも行なったラジオ番組『Broccoli the night〜佐藤裕美のヒロミデンパ』の公開録音からスタート。番組の冒頭で流れる『あなたに届け』を、今回は観客たちを交え,
ともに歌うという公開録音らしいスタイルで番組が幕開け。今回のハガキやメールは、主に会場で事前に集めたものを中心にしていたのも、この手のイベントならではと言えようか。
最初に始まる『フツオタ』コーナーでは、いつも以上に時間を長めにとり、来場した人たちが綴った想いを、みずからの感想も交えつつ楽しく届けてくれた。たとえば「歌詞を忘れたときの乗り切り方は?」の質問に対し、「空白なことが多い。もしくはニャニャニャで誤魔化すか、感極まったふり」と返答。そんなことを言ったその後の本番でも、歌詞を忘れ慌てふためく場面も登場。地方から来た人の「東京土産は何が良いですか??」の質問に対しては、「夏花Tシャツ」とすかさず返答。しかしその人がすでに夏花Tシャツを着ていたことにより、「ど〜しよう」と悩む一場面も…。
続く、佐藤裕美に言って欲しいセリフを募集する『あなたにデンパ』では、「佐藤裕美06年ドームツアー決定!!」とトーク。その夢、本当に実現させてもらいたいものです。
『アフレコじょうずかな〜?』のコーナーでは、なぜか“うどんをすする芸”を頼まれ、実施。このコーナーでは、結果が良くないと500円玉を貯金するのだが、その結果は……チャリ〜ンでした。
続く『ヒロミ自動車に乗りたい』コーナーでは、リスナーからの「会場のみんなとジャンケンを5回やって勝つこと」の指令に、3回もチャレンジ。3回目に至っては、4度目のジャンケン時で1対1まで持ち込むも…結果はすべてチャリ〜ン。最後は小銭が210円しかなく、中途半端な金額を振り込むことに…。
そんな会場のみんなとのやり取りを加えながら、楽しく公開録音は終了。さぁ、次は待望のコンサートだっ!!
「Sugar season LIVE vol.2 〜夏花〜」スタート!!
この日のライブは、PRIDE GPのときの選手入場のよう、女性がシャウトしながら選手を呼び込むスタイルのもと、メンバーを個々に登場させゆく演出でスタート。ちょうどこの日その時間は、埼玉スーパーアリーナで「PRIDE
GP」が開催中。佐藤裕美を筆頭とする格闘技好きなスタッフたちの、会場へ足を運べなかった怨念(?!)が形を変えて登場したオープニングとも言えようか。最後に「佐藤裕美〜!!」の声を受け登場後、ライブは『ZERO』からスタート。今や彼女のライブではお馴染みの風景とも言える、冒頭から総立ちで飛び跳ねまくってゆく凄まじいノリには、客観的に観てる側でさえ魂振るわせゆく熱い感動と昂揚を覚えさせられてしまったほどだ。続くカラフルポップな『Milktea
Kiss』を通し、興奮のレベルはガンガンにレッドゾーンを振り切ってゆく。さらに『忘却のノスタルジア』では、ともに歌いあげゆく場面まで登場。
最初のMCでは「作曲は難しいけど楽しい」など、「Sugar season」シリーズを通しチャレンジし続けている想いや、『夏花』に対する感想を述べてくれた裕美さん。もちろん次に披露したのが、『夏花』からの楽曲たち。
爽やかな『夏花』の演奏時には、ビートに乗った観客たちの手拍子が会場中を優しく包み込んでゆく。とはいえ続けざま『SPARK〜もどらない季節〜』の演奏時には、再び会場中はPPPH!!状態が炸裂!!
「私にとって夏花と言えば、南国らしいハイビスカス。岩手という北国育ちだからこそ、余計にそう思うのかな」
「一生に1回しかない想いを曲にしたかった」
2nd MCでそんな言葉たちを述べながら、続いて演奏は『時代の無双花』へ。雄大な楽曲とはいえ、観客たちにとってはこれも大熱狂ナンバー。演奏途中で裕美さん、歌詞を忘れ慌てる場面も登場。そんなハプニングも交えつつ、会場はかなり熱狂した様相を呈していました。
「最近はノリの良い楽曲が多いですけど、昔の佐藤裕美と言えばバラード系が多かった。なのでここらでしっとりとした曲を歌いたいと思います」
そのMCを受け、これまで演奏していたメンバーをガラッと変え、ここで盟友Elements
Gardenの上松範康と藤間仁を招き入れ、アコギとキーボードの演奏を背景に、しっとり切々と『あなたへと』『ありがとうの歌』の2曲を演奏。
ここからは、再び超盛り上がりのコーナー。しかもここでゲスト・ドラマーとしてゲーム『グリーングリーン』のプロデューサーでもあるバンブー氏を迎え入れ、『ラブレター』と『グリグリ』を演奏。もちろん『ラブレター』では、お馴染み「ヒロミヒロミ、ラブレター!ヒロミヒロミ、アイラブユー!!」のコールが飛び出し。『グリグリ』では、拳振り上げ一体化した空気が生まれていたのは、言うまでもないことだろう。
そしてクライマックスは、『Angelic Symphony』『ハローグッバイ』と立て続けに演奏。もちろん会場内へは、拳振り上げたり左右に大きく手を振ったりと狂熱PPPH!!!!な盛り上がりが生まれ、震度5並の勢いで床が揺れまくっていたほどだった。
アンコールでの意外な表情!!
最初のアンコールでは、Elements Garden のメンバーと共に、超爆裂ショートパンク(?!)ナンバー『こえだちゃんのおはやっほー♪』を、観客たちと「オハヤッホー」の声を上げながら絶唱!!途中で、一部コスプレ姿のバンブー氏までもが乱入し大騒ぎ!!
さらに続いては、佐藤裕美がリーナ・ルーン役で登場中のアニメ『創聖のアクエリオン』のFirst
Season主題歌『創聖のアクエリオン』を、雄大に熱唱。熱狂と感動のライブは、興奮という想いを抱かせながら幕を閉じていった…のだが、ここまで興奮させられちゃ、“もっともっと”となってしまうのは当たり前。止まぬアンコールの声援を受け、再び佐藤裕美がステージへ登場。
最後の最後に披露したのは、10月26日に発売が決定した『秋月』。この日はまだ未完成ということもあり、1コーラスのみの演奏だったが、オリエンタルな香りと躍動性を掛け合わせたスタイルに、またまた新しいスタイルを確立させてゆく予感を覚えたのも、事実!
そして…『秋月』へ
今後の佐藤裕美だが、まずは10月26日に、コンサートの最後でも披露した『秋月』マキシ盤の発売が決定。今回は“月”をテーマに作成しているようだ。しかも『秋月』の発売記念と佐藤裕美のバースデーを兼ねた「Sugar
season LIVE vol.3 〜秋月〜」が、12月10日・新宿FACEで決定。すでにチケットは発売されているので、急いで手に入れよう。他にも、10月26日にルーンソフトの最新作『思春期』のサウンドトラック盤も登場。もちろん楽曲を手がけているのはElements
Garden。佐藤裕美の歌う楽曲も幾つか登場するので、こちらも要チェキーでお願いしたい。
そして最後に、佐藤裕美からのメッセージを掲載しておこう。
「夏休み最後の日曜日でどのくらいの人が集まるんだろうって、とっても不安や心配だったんですけども。たくさんの方に来ていただいて、本当に嬉しくありがたく感じました。とても…ホッとしちゃったライブでしたね。しかも新宿FACEという会場でのライブ・コンサートは、私たちがこけら落とし。とってもスムーズにやれて素敵なライブハウスだったし、ここでやれてとっても楽しかったです。みなさんも、観やすかったんじゃないかな。次の「Sugar
season LIVE vol.3 〜秋月〜」でのバースデーライブでも、楽しいライブをみなさんへ提供できるように頑張っていきたいと思うので、よろしくお願い致します!」
TEXT:栄喜才登
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