最近のライブではお馴染みとなった「まゆたまコール」炸裂なポップンロール・ナンバーから幕を開けたこの日。歌詞も、コンサート・タイトルに合わせ「Thank You Strawberry Much」と変更。何時もは着替えのときに演奏する繋ぎの盛り上げ楽曲を、冒頭へ持ってきたところに、まずは嬉しい驚きを覚えてしまった。 しかも冒頭からまーちゃんこと飯塚雅弓さんは、ヘッドセットを付けて登場。両手両足が開放されていることもあり、通称『まゆたまソング』のときから、めちゃノリなモードでステージ中を駆けめぐっていたのが、とても印象的。さらにコンサートの1曲目を飾ったのが『I’m in the Pink』とノリ炸裂した楽曲からスタートとなれば、会場中総立ちで熱狂しないわけがない。ステージ上を終始動きまわりながら歌うまーちゃんの躍動的な動きに合わせ、観客たちも最初から熱狂ムードでこの日の彼女を迎え入れてゆく。
この日はベスト盤『BESTrawberry』の発売を祝ってということもあり、本編は、収録した15曲をステージ用に構成立てた内容で実施。MCでも「みなさんそれぞれの想い出を曲を通して振り返ればと思ってます」と語っていたよう、ここからは4年間の歴史を振り返ってくメニューが次々登場。
序盤戦では、手拍子に包まれ歌った『やさしい右手』やボサノバ調なムードも漂わせた『愛しい時間』を通し優しい空気を運びつつ、再び『Pure』で心地好い盛り上がりを演出。
続くコーナーでは”アコースティック・スタイル”で楽曲を表現。ライブでは定番となった『そよ風とカフェオレ』を、とても距離を身近に感じさせるハートフルな想いで表現。続く『「またね。」』では、まーちゃんを囲む演奏者5人が醸しだす”寄り添い感”へ身を預けるよう、涼風のような調べに乗せ切々と歌いあげてゆく。
そして前半戦最初の見せ場として、4人の弦楽奏者たちを迎えたステージ が登場。『remember』『ひまわり』『ゆびきり』『小さな私から』と、生音の調べが醸しだす肌心地好い温もりに包まれながら、まーちゃんも優しげな声を通し、心の内側へ閉まっていた想いを、次々客席へ向け届けてゆく。
同じストリングスを背景でも、後半戦の幕開けは思いきり弾けたムードへ転身。『∞Infinity∞』では、会場中が一体となり、まーちゃんの振りに合わせ、腕を大きく廻しながら空中へ∞のマークを描きあげてゆく。
もぅここからは、エンジンも一気にフル回転! 『とびたつ季節』や『聴かせてよ君の声』を通した、ほとばしる汗さえ気にせず、想いを一つに熱狂した空気。 『恋の色』では、まーちゃんが何度も何度も投げKISSを繰り返せば。本編最後となった『君といたmemory』では、再び弦楽奏者を迎え、より派手やかになった音を届けながら、会場中に熱狂という花を 数多く咲かせていた。そうそう余談ですが、本編最後のMC時に、前日にあった震度5弱の地震話を披露。まーちゃんは地震発生時に、ちょうど秋葉原でアルバム発売記念のイベント中。終了後、移動しようにも電車もタクシーもつかまらずということで、1時間半かけ東京駅まで歩いたというエピソード話も披露してました。
アンコールは、ライブでお馴染みの一体化ナンバー『ストロベリーキャンドル』からスタート。そしてここで、冬頃に登場を予定している9枚目のアルバムからの最初の一般披露曲として、作詞:飯塚雅弓/作曲:イズミカワソラによる出来立ての新曲『Twinkle Wink』を演奏。タイトルは、「フッと“トゥインクル”という言葉が降りてきて、そこからこのタイトルが生まれた」とのこと。楽曲自体も、みんなで一緒に楽しくはしゃぎまくれるポップンロール調のナンバー。初めての演奏だったとはいえ、誰もが自然体でノレちゃったのも、楽曲の持つパワーと見た。
そしてオーラスは『It’s a beautiful day』をストリングスを迎えた10人編成で披露。ステージ上のまーちゃんを筆頭とするメンバーたち、そして観客たちもまた、満面の笑顔を浮かべながら、この日のステージを通した4年間(いや8年間と言っても良いかも)の想い出を、楽しく振り返っていた。
8月はイベントを通し各地へ登場。次にまーちゃんとコンサートを通し出会えるのは、冬の季節に届く新作を引っさげた真冬のコンサートになりそうな予感。それまでしばし、夏の余韻や4年間の想い出をベスト盤を通し振り返りながら、楽しみに待っててください。
PHOTO:大西基 TEXT:長澤智典
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