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1979年に最初のテレビシリーズがスタートした『機動戦士ガンダム』をテーマに、写真や彫刻、絵画など様々な分野で活躍する若手アーティストたちが制作した作品を集めた展覧会「GUNDAM‐来たるべき未来のために‐」が、7月15日(金)から8月31日(水)まで、大阪・サントリーミュージアム[天保山]で開催されている。
1979年に初回放送された『機動戦士ガンダム』から現在まで、ロボットアニメ『ガンダム』シリーズは、形を変えながら何度もテレビ放映、映画化されてきた。「ガンプラ」ブームやゲーム作品をはじめ、その造形性、ドラマ性は、多くの文化領域に影響を与えてきたのだろう。 現在まで『ガンダム』が広く支持されているのは、その原点『機動戦士ガンダム』(全43話)に秘められたメッセージが、今なお有効な問題提起だからではないだろうか。 「GUNDAM ‐来たるべき未来のために‐」では、数あるガンダム作品の中から、その原点である『機動戦士ガンダム』を取り上げている。
『機動戦士ガンダム』は、日本ではじめて人と人の諍いとして「戦争」を描いたアニメ作品であり、「ニュータイプ」、「モビルスーツ」という知性や身体の拡張を描いた人間の「進化」の物語だった。また宇宙世紀の自然環境や、人類の知性が時をも支配するという、新たな「生命」のモデルを提示している。『ガンダム』は私たちに何を伝えてくれたのでしょうか。
「GUNDAM‐来たるべき未来のために‐」は、1960年代から70年代にかけて生まれた『機動戦士ガンダム』を見て育った世代の若手アーティスト15組(合計23名)の作品を通して、物語にこめられたキーワード、そしてそこに内包された未来に向けてのメッセージを、アーティストとともに読み解く試みだ。『機動戦士ガンダム』で描かれた壮大な世界観を、「戦争」・「進化」・「生命」という3つの視点からとらえなおし、それぞれのステージに位置づけられたアーティストたちが未来に向けての思いを多彩な表現を通じて作品に展開する。この展覧会はわたしたちにとって、来たるべき未来のための展覧会なのだ。 |
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