――現在、大学4年生だそうですが、仕事と勉強の両立は大変じゃないですか?
もう単位を落とすと卒業出来なくなるので、多少厳しいんですけど(笑)。でも、週2回のみだし。せっかく入ったんだから、ケジメとして卒業だけはしたいんです。
――授業も、けっこう朝早いんでしょ。
一講義目の始まるのが、朝9時。しかも私の場合学校まで2時間はかかるから、6時台には準備を整えてなきゃいけないんです。それがけっこう大変で…『ドラえもん』のどこでもドアがあれば、すぐなんでしょうけど(笑)。とにかく、卒業に向け頑張ります!
――麻未さん自身、けっこうアニメは観ていました?
小さい頃は、『ドラえもん』や『アンパンマン』『美少女戦士セーラームーン』とか観てましたけど、今回『交響詩篇エウレカセブン』のお話を頂くまでは、あらためてアニメへ接する機会は正直なかったんです。でもこの作品って、大人も楽しめる内容ですよね。

――そうなんだよね。麻未さんの1stシングルが、『交響詩篇エウレカセブン』2ndシーズンED曲へ起用中ですけど。この作品用に書き下ろした歌なんですか?
じつはそうじゃなく、楽曲自体はもう2〜3年前からあったんです。たまたまお話を頂いたときに、この楽曲が「イメージにピッタリだ」ということになり、使って頂くことが決まりました。
――けっこう、作品と共通する想いも綴られてるもんなぁ。
『交響詩篇エウレカセブン』も、空を飛ぶシーンが多いですよね。この楽曲も“空”をテーマにしてるので、共通する描写も多いですし、なによりも“信じられる人と出会えた喜び”というのが、作品ともリンクしてくるところかなとも思ってます。
――『Fly Away』に対する感想も、いろいろ返ってきてます?
この間「高速道路を運転しながらこの曲を聴いていたら、すっごく良かったです」という感想を頂いたんですけど、それってわかる気がしたので、嬉しかったです(笑)
――でも一体…
どのくらいのスピードでアクセルを踏んでたのか(笑)。みなさん、スピードは控えめにお願いします。

――ところで麻未さん自身、恋愛は攻めてくよりも、待つタイプ?
簡潔に言ってしまえば、“淡白であり冷めてるタイプ”だと思います。普段はけっこうサバサバしてるんですけど、でも本気で好きになっちゃうと「好き!」って気持ちが大きくなり、その人しか見えなくなるくらい夢中になっちゃう(笑)。そんな性格かも知れないですね。
――じつはそういう質問を投げかけたのも、1stミニ・アルバム『AIA』を聴いたとき、想い慕う気持ちの強い女性特有な優しさや温もりを覚えてしまったからなんだ。
『AIA』で私は、いろんなタイプの恋愛を歌いました。ましてここには、18歳のときから楽曲を作り始め、この作品を完成させるまでの、数年間の私の想いが凝縮されてるんです。
――いわゆる、集大成的な作品?
集大成というよりは、日記のようにその時々に感じた想いを綴ったり、揺れ動いた心情を詰め込んできた楽曲たちの中から、厳選したと言った方が良いかも知れません。とはいえこれで全部だったらチョット違うと言うか、私の淡白な面を描いた楽曲は、ここには入ってませんからね(笑)
――言われてみれば、そうだ(笑)
でも“伊沢麻未ってこんな人なんだな”というのは、この1枚を聴いてもらえればある程度分かってもらえるかもしれないし、暖かくもハートフルな感情を描いた歌も多いので、いろんなタイプの恋愛観を歌ってるとはいえ、その温かな部分を感じて頂けたら、とても嬉しいですね。