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「TOMOHISA KAWAZOE presents WITH FRIENDS LIVE Vol.1」ライブレポート
「J-POP界とアニソン界との架け橋になる。互いの舞台をひとつの場として繋ぎ、ジャンルという垣根を壊し、それぞれの音楽に触れた人の心を笑顔で満たしていく」。LINDBERGのベーシストとして活動をスタート。LINDBERG時代から、ソロ・シンガー、VELVET GARDENとしても活動。その頃から彼がアニメソングに携わっていたことは、みなさんもご存じのことだろう。
川添智久自身が、すでに20年近く前から“J-POP”“アニソン”というふたつの舞台に身を置き、互いのシーンの架け橋としての活動を行い続けてきた。これまでは、互いのシーンを盛り上げてきた友人たちをサポートする立場に徹していた川添だったが。今回、SHIBUYA REXを舞台に行った「TOMOHISA KAWAZOE presents WITH FRIENDS LIVE Vol.1」を通し、みずから抱き続けてきた意思を、イベント・ライブという形を通し現実化してくれた。
今回のイベントに参加したのは、公私共に親交の深いアニソン/J-ROCK界の仲間たち。GLANZのドラマーである小柳“Cherry”昌法は、LINDBERG時代からの盟友。アニソン・パートを彩ったシンガーたちも、普段から交流を温めているのは、もちろん、同時に、川添智久がサウンド・プロデュースを担った「勇者シリーズ」誕生20周年を記念し制作、昨年発売したCD『勇者シリーズ20周年記念 HARVEST』に参加したシンガーたちが中心になっていた。ではさっそく、その日の模様を振り返っていこうじゃないか。
TEXT:長澤智典/PHOTO:高橋ドラゴン

熱狂の舞台の幕開けを…GLANZ!!

大勢の観客詰めかけた場内。パーティの冒頭を飾ったのが、女性ヴォーカルTAKAKOを顔に据えたGLANZ。冒頭を飾った『冒険者』の演奏を通し、会場中に熱い風を吹かせてゆく。最初こそ舞台最前の人たちが手を振り上げ熱狂しているのみだったが、腹の底にズンと響くヘヴィ&アッパーなロック・サウンドと感情を昂らせてゆくTAKAKOの歌声に誘い込まれ、熱狂してゆく人たちの数は、確実に増え続けていた。

身体を揺さぶらずにいれない熱い高揚与えた、パワフルな『DEFEMER』。雄大な景観を会場中に描きあげたミッド・バラード歌『ネガイゴト』で、満員の観客たちのハートに潤いを与えたあとは、拳の波揺れる空間に描きあげたウルトラハードな激烈ナンバー『HAVE A NICE DAY』を魅力に、GLANZは、観客たちを熱い熱狂の渦へと巻き込んでいった。冒頭で会場に描いた熱気は、次のユニットへバトンタッチされた。

電波ソングで会場中と川添さんをULTRA-PRISMが侵略するでゲソ!!

それまでの熱いロックな熱狂から、一転。舞台上から流れ出したのは、キュートな……キュンと胸をくすぐる電波な音のビーム。ULTRA‐PRISMの発信した「My sweet ウマドンナ」のテーマ曲『Uh!マドンナ☆☆』が、会場中をカラフルでポップなカラーに侵略していく。いいよね、この強烈な存在感が。会場中の人たちも、拳振り上げ「Hey!Hey!!」叫びながら熱狂の波動を発していましたからね。

アニメ「そふてにっ」のテーマ曲『るーるぶっくを忘れちゃえ』でキラキラ弾けた熱気の風を吹かせた後は、デジタル/カラフルに。激しくポップに弾けた『ULTRA-DATE』を通し、会場中にコールやウェーブ生み出す興奮のパーティな空気を描き出していったULTRA‐PRISM。もちろん最後は「みんなで川添さんを侵略するでゲソー!!」と叫びつつ。♪侵略 侵略♪の声が会場中を覆い尽くした「侵略!イカ娘」の主題歌『侵略ノススメ☆』へ。ステージ前方に生まれた拳のビッグウェーブ。この無条件に頭をパーティな色へ侵略してゆく歌を聴いていると、騒がずにはいれなかったでゲソ!!

川添智久率いるインスト・ユニットZen-4が与えた、熱狂の衝撃波!!

三番手を飾ったのが、この日のイベント主催者、川添智久率いる超絶テクニカル/プログレッシブ・バンドのZen-4。エレクトリック・ヴァイオリンを機軸に据え、感情の内側から熱く…でも、ドラマ描きながら魂を喚起させた『Black Bullet』を演奏。そのスリリングな、嬉しいくらいに感覚をビリビリ刺激していく音のバトルに、会場中の人たちも唸り声をあげ、熱狂しつつも魅入っていた。

川添のリード・ベースからスタートしたのは、とてもスリリングでドラマ性を増した『残酷な天使のテーゼ』。インストでの演奏だからこそ、むしろ、メロウな旋律や感情を昂らせゆく音のアンサンブルが歌物以上に美しく凛々しく際立ち、身体に、心へと響いてきた。会場中の人たちも、いつもとはひと味違うアダルトな、かつジャジーで躍動的な『残酷な天使のテーゼ』に触れ、大熱狂していたことをお伝えしておきます。

吉田仁美の意外性を持った声の表情に、嬉しい熱狂!!

ここからはZen-4河野陽吾、ex.GaGaalinGのMOTOをプレイヤーに加え、数多くのヴォーカリストたちを迎えた形でのセッション・ステージへ。

最初に登場した歌姫は、飲み会仲間から関係が生まれた吉田仁美。まずは、彼女の顔とも言うべき「空のおとしもの」の主題歌『Ring My Bell』を歌唱。青空へ駆けあがっていくような、とても晴れやかな景色を、太陽のように明るい声で仁美ちゃんは描いてくれました。

せっかくのスヘシャル・コラボステージということで、次にセッションしたのが「伝説の勇者ダ・ガーン」のテーマ曲『風の未来へ』 (『HAEVEST』ではPERSONSが歌唱)。演奏が進むごとにパワフルさを増してゆく疾走性あふれるナンバーに、また新しい可憐な刺激を仁美ちゃんが与えてくれました。それにしても仁美ちゃん、いつも以上にイカしたロックな声色でせまっていました。意外性を持った表情でせまってきたのも嬉しい発見でしたよ。

セクシーな称号をいただいた中野愛子の、艶めかしきステージング!!

続いての歌のプリンセスは中野愛子。舞台に姿を現した愛子さんの出で立ちを見た川添は思わず「セクシー」と漏らし、彼女にあだ名を命名。まずは、魂を喚起/高揚させゆく愛子さんのオリジナル歌であり、アニメ「緋弾のアリア」のエンディングテーマとして流れていた『カメリアの瞳』を披露。熱い演奏に乗せ、艶めかしい歌声が、どんどん気持ちの内側を刺激してゆく。美しくも淫らに心を刺激してゆく。そんな艶やかでメロウな歌に、メロメロな気分だった。

じつはLINDBERGファンだったとステージ上で告白していた愛子さん。続いて彼女も「勇者シリーズ」ナンバーをセッション!! スケールあふれる「太陽の勇者ファイバード」のテーマ曲『太陽の翼』を浪々と歌いあげてゆく愛子さん。壮大/雄大ながらもメロウさを持った歌が、彼女にはとってもお似合いだ!!

長年の盟友、SHO-TAこと田村直美との嬉しい笑顔のセッション・パーティ!!

続いて舞台に姿を現したのは、LINDBERG/PEARL時代からの盟友であるSHO-TAこと田村直美「ず〜っと一緒に演りたかった想いがついに実現」と、互いにセッションを求め合った想いを懐かしそうに語りあえば「じつは『だってそうじゃない?!』というLINDBERGの曲は、最初はSHO-TAとセッションをするために作った」という裏話も川添が教えてくれた。

まずは、伸びやかな歌声を会場中に美しくパワフルに轟かせた「魔法騎士レイアース」の主題歌『ゆずれない願い』からセッションがスタート!! ハードだけれど、ブルースな味も漂う演奏の上で、力強い歌声を軽やかに躍らせていく。サビでは、会場中が合唱していく場面も見られた。ホント、聞くたびに胸が熱くなるよねっ!!

直美さんも「黄金勇者ゴルドラン」のテーマ曲『僕らの冒険』をセッション。気持ちをウキウキ弾ませてゆくロックンロールな演奏に、晴れやかで軽やかな声を乗せていく。ストレートにロック魂を吐き出してゆく楽曲も、真っ直ぐなエナジーを炸裂させていく直美さんにホント似合う表情だ。

ここでふたたび、嬉しい裏エピソードが登場。じつは「機動戦士Vガンダム」のコーラスを担当していたのが直美さん。というわけで、ここで披露したのが、川添智久ヴォーカル/田村直美コーラスという超豪華な布陣で挑んだ『STAND UP TO THE VICTORY』。パワフルに歌いあげる川添の歌声を、美しくも超パワフルな声色で支えてゆく直美さん川添が歌っているときも、横で満面の笑顔を浮かべながらその姿をノリノリで見つめていた直美さん。その姿も、とっても印象深く瞼に焼きついてきました。ちなみに直美さんも、盟友と一緒のステージということもあって、何時も以上に終始笑顔でノリノリな姿を見せていましたよ。

そして舞台はTOPGUNの描く熱狂の舞台へ…。

続いては、今の盟友でもある鵜島仁文。まずは、お馴染み「機動武闘伝Gガンダム」のテーマ曲『FLYING IN THE SKY』をセッション。実力派メンバーの演奏だけに、激しく熱く、そして厚みを持った演奏の迫力はハンパない!! 満員の観客たちも「Hey!Hey!!」叫ぶのは当然。一緒に『FLYING IN THE SKY』を大熱唱していました。いいよね、この一体化した熱気満載な空気がライブハウスを纏った。

このふたりが揃ったということは……もちろん、TOPGUNとしてのステージも披露するのは当然のこと!! ふたりが選んだ曲はもちろん「勇者シリーズ」の中から「勇者指令ダグオン」のテーマ曲『輝け!!ダグオン』。真っ赤なライトを背に、会場中の人たちが右拳を高く突き上げながら、浪々とした、気持ち荒ぶっていく凛々しき歌に熱い感情を寄り添わせていた。この手の、ロックな魂躍動してゆく熱いステージがふたりにはホントお似合いだ。

熱狂の中で輝いて…米倉千尋が巻き起こした熱気の嵐!!

セッション・コーナーも終盤戦へ。ここで舞台に姿を現したのが米倉千尋。すでに会場は、嵐吹き荒れる熱狂に包まれていた。その熱気へさらに嵐を吹き込むよう「機動戦士ガンダム第08MS小隊」の主題歌『嵐の中で輝いて』をセッション。何時も以上にスケールあふれる熱い演奏に乗せ、会場中の人たちを嵐の中の輝きへと導いたちっひー。お馴染みの?! いえいえ、これを味わないとちっひーと一緒に輝いた気分になれませんからね。

ここでちっひーも「勇者シリーズ」の歌をセッション。歌ったのが「勇者警察ジェイデッカー」のテーマ曲『HEART TO HEART』。何処か歌謡ソウルな雰囲気を持ったミッド・グルーヴな歌を、浪々と歌いあげていくちっひー。サビでは、かなり胸に感動突き刺す声を響かせてくれました。

本編最後に姿を現したのが、TOPGUN+米倉千尋。しかも舞台上には、楽曲をアレンジした河野陽吾もいることから、まさにオリジネイターが4人も勢ぞろい。3人の熱く血潮たぎる歌声のバトル。聴き手の感情を否が応にも昂らせてゆくエナジー炸裂したパワフルな演奏。ゲームソフト「SDガンダム G GENERATION WORLD」の主題歌『Naked Soul』に触れていると、身体中から元気と勇気のエナジーをたくさん放熱したくなる。この昂る熱いエナジーを味わいたくて。このほとばしる熱い興奮の感覚を求めたくて、僕らは3人を求めてしまうんだよな!! 間違いなく……。

アンコールの大セッションで飛び出したLINDBERGナンバーを通した熱狂!!

アンコールでは、Zen-4のメンバーの一部に、河野陽吾MOTOCherryGLANZのヴォーカルのTAKAKOULTRA‐PRISM吉田仁美中野愛子田村直美米倉千尋鵜島仁文が、川添の呼びかけでステージへ。川添Cherryが揃ったということで……飛び出したナンバーが、LINDBERGナンバー『今すぐKiss Me』『BELIEVE IN LOVE』。この豪華なメンツで。しかも、次々とマイクをリレーしながら。ときには、1本のマイクに向かって何人ものシンガーが一緒に歌う様は、とっても派手でカラフル!! こういう、普段では味わえないライブが実現したのも、プロデューサー川添智久がいたからこそ。

舞台上のメンバーたちも、観客たちも、ジャンルという枠を超え、気持ちを一つにした熱狂が続いたこの日のイベント。川添の抱いた想いは、確かな形となって結実していった。

今回は「Vol.1」。……ということは、川添さーん、次の日程は何時ですかぁ???

セットリスト
GLANZ
『冒険者』
『DEFEMER』
『ネガイゴト』
『HAVE A NICE DAY』
ULTRA−PRISM
『Uh!マドンナ☆☆』
『ULTRA-DATE!』
『侵略ノススメ☆』
Zen-4
『Black Bullet』
『残酷な天使のテーゼ』
吉田仁美
『Ring My Bell』
『風の未来へ』
中野愛子
『カメリアの瞳』
『太陽の翼』
田村直美
『ゆずれない願い』
『僕らの冒険』
川添智久/田村直美
『STAND UP TO THE VICTORY
  〜トゥ・ザ・ヴィクトリー〜』
鵜島仁文
『FLYING IN THE SKY』
TOPGUN
『輝け!!ダグオン』
米倉千尋
『嵐の中で輝いて』
『HEART TO HEART』
TOPGUN+米倉千尋
『Naked Soul』
ENCORE
『今すぐKiss Me』
『BELIEVE IN LOVE』

「TOMOHISA KAWAZOE presents WITH FRIENDS LIVE Vol.1」
日時:2011年12月26日(月)
会場:SHIBUYA REX

出演:川添智久
ゲスト:鵜島仁文/ULTRA−PRISM/GLANZ/中野愛子/田村直美/吉田仁美/米倉千尋
MOTO(ex.GaGaalinG)/河野陽吾/Zen-4

■公式サイト
川添智久
GLANZ
ULTRA−PRISM
田村直美
鵜島仁文
米倉千尋』

■公式ブログ
吉田仁美
中野愛子

■エキサイトアニメ公式ブログリンク
川添智久OFFICIAL BLOG B.Y.S〜Backyard-Special〜
鵜島仁文 公式ブログ「鵜島流」
米倉千尋公式ブログ『CHIHI-LOG』

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