アニソン・シンガー麻倉晶としての歴史を一気に駆け抜けろ。パート・1!! |
満員の会場。スクリーンには、麻倉あきらとして活動していたときのユニットROmantic Mode時代のPVが流れ続けていた。その映像がゆっくりフェードアウトすると同時に、「昼の部」ライブが幕を開けた。
キムラケイサク氏による、この日のイベントの説明や紹介を受け、さっそくライブがスタート!幕開けを飾ったのは、やはりこの人。麻倉あきらさんの登場だ。いきなり飛び出したのが、「機動新世紀ガンダムX」前期オープニングテーマであり、ROmantic Modeとして歌っていた『DREAMS』。疾走感/躍動性あふれるデジダルビートに乗せ、パワフルな歌声を浪々と会場中に響かせてゆく。しかも唄う背景には、「機動新世紀ガンダムX」の映像が流れていた。
この日のイベントで、麻倉あきらさんを筆頭に、各出演者の唄った楽曲は、ほぼアニソンばかり。しかも、ステージに立った歌い手の背景には、毎回かならず、その曲に関連したアニメ映像が流れるという嬉しい趣向が施されていた。つまり、往年の名曲を聞きながら、あの日の映像も一緒にプレイバック出来るというわけだ。ファンにしてみれば、生で躍動的な歌を聞きながら、みずからの青春時代に想いを馳せることが出来る嬉しさが満載というわけだ。
2曲目に選んだのは、OVA「最終兵器彼女 Another love song」の主題歌『真夜中の虹』。美しいバラード曲を、言葉のひと言ひと言を噛みしめるよう、みずからがその物語の主人公となり歌いあげてゆく。もともとバラードには高い評価を持つシンガーだけに、その歌声に触れているだけで、切々とした物語の世界観へジンと浸ってゆく気分になれたのが嬉しかった。
しっとりとした雰囲気から一転、明るく開放的な歌が会場中に流れ出した。歌ったのは、森川美穂が歌った「ふしぎの海のナディア」の主題歌『ブルーウォーター』。とても晴れ晴れとした、聴いているだけで気持ちが大海原の上を疾けてゆく気分になっていく。以前、一緒にユニット活動も行っていた森川美穂ナンバーを持ってくるという、その小粋なセンスはさすがじゃない!!
ここで、麻倉あきらさんとキムラケイサクさんによる短いMCをはさみ、ゲスト・コーナーへ!!
多彩なゲスト陣。まずは、熱い魂の叫びを持った、この男たちっ!! |
最初に舞台へ飛び出したのが、「機動武闘伝Gガンダム」のオープニングテーマ『FLY IN THE SKY』を歌った鵜島仁文さん。冒頭からパワフルな歌声を高らかに、ときにはシャウトした声も交えながら歌いあげてゆく。観客たちも♪〜Gガンダム〜♪などしっかりコールを入れながら、思いきり熱狂を返していた。もちろん、サビでは一緒に歌い叫ぶのは当たり前。間奏でも拳振り上げ「Hey!Hey!!」コールを上げながら、闘将シンガー鵜島仁文さんの魂あふれる熱い歌声を、熱狂という形に変え、一緒に盛り上げていた。
続く「機動武闘伝Gガンダム」の後期オープニングテーマ『Trust You Forever』でも、あらん限りの声を振り絞り、抑揚を持ったメロディーに気持ち添えながら、揺れる感情のままに歌いあげていった鵜島仁文さん。気持ちの内側から魂を熱く歓喜させてゆく、そんな気分を感じさせてくれる歌なのが嬉しい。間奏では、指揮者のよう手を振りながら、観客たちをみずからの中へ巻き込んでゆく。魂は熱いのに『Trust You Forever』を歌うときの声色が優しいからこそ、聞いてて胸がグッと高鳴ってゆくのだろう。
二番手に登場したのが、川添智久さん。もちろん頭を飾ったのは、「機動戦士Vガンダム」の主題歌『STAND UP TO THE VICTORY』だ。疾走感あふれる演奏に乗せながらもハートフルに歌いかけてきた川添智久さん。サビでは、観客たちを巻き込み、会場中へ♪〜STAND UP TO THE VICTORY〜♪の大コールを巻き起こしてゆく。さすが、盛り上げ番長。その持ち味を存分に発揮したステージングだ!!演奏が進むごと、どんどん高まってゆく感情のウネリ。その昂りがマジに止まらない!!
続いて披露したのが、なんとVELVET GARDENとして歌った「名探偵コナン」のオープニングテーマ『Feel Your heart』。嬉しい意外性を持った楽曲を選んでくるところが、定番/意外性を巧みに使い分け遊んでいける川添智久さんらしい懐の深さと言えようか。ダンサブル&デジタルな演奏に乗せ、パワフルに歌声をはべらせてゆく。もともとが女性ヴォーカル・ナンバーとはいえ、自身の色にしっかり染め上げたところは、さすがだ。
優しい声色で包み込んでゆく、近江知永の本領発揮なステージング!! |
パワフルな男性陣が続いたところで、舞台の色を一気に華やかに変えていったのが近江知永さん。その優しさ伝わる歌声を、ゆったりとした旋律に乗せながらハートフルに届けてくれた。歌ったのは、「SoltyRei」のエンディングテーマ『Float〜空の彼方で〜』。温かみを持ったバラード曲を唄うときの彼女の柔肌のような声模様が、とても胸に心地好い。つい時間の流れを忘れながら、しばしその歌声に心をソッと寄り添わせていた。
深遠な空間へズンと気持ちを誘ってくれたのが、「RAY THE ANIMATION」のエンディングテーマ『夕凪』を歌っているときの表情。この手の、気持ちの内側へ深く深く入り込んでゆくバラード歌に触れていると、一緒に哀愁さ抱いた気持ちに心が染め上げられてゆく。その歌の持つ世界観へ、聞き手の心を確実に誘ってゆく近江知永さんの歌声。改めて、感情に満ちあふれた声色の表情に惚れさせられた。
そしてふたたび、舞台はパワフルな熱狂へ。 |
しっとり安穏とした空気を、またも一変させたのがmanzoさん。彼の登場とともに、いなせな歌謡ブルース・ナンバーが会場中を一気に支配し出した。流れたのは、「天体戦士サンレッド(2期)」の主題歌『溝ノ口太陽族』だ。会場中の人たちも、manzoさんの歌に合わせ手拍子を返したり、サビで一緒に歌ったりと、男の哀愁味もほのかに香る歌を笑顔で共有していく。manzoさんも舞台上を左右に動きながら、大汗流しつつ、観客たちの感情を熱く熱く煽っていた。
♪〜たーかーのーつーめっ!〜♪と会場中の人たちが一斉に叫び出した。「秘密結社鷹の爪 カウントダウン」のエンディングテーマ『我等!鷹の爪団』を、パワフル&速射砲並の速さで歌詞を繰り出(ラップを)しながら、言葉のスパイスをガンガン投げつけてゆくmanzoさん。観客たちも、楽曲の持つコミカルな歌世界に笑顔で身を預け、手拍子混じりに楽しく熱狂していたのも印象的だった。ちなみにmanzoさん、全力で熱唱熱狂し続けたせいか、唄い終わった時点でフラフラでした。
パワフルさとはいえば、やはりこの人!! MIQ姉さんの登場だ!!「聖戦士ダンバイン」の主題歌『ダンバインとぶ』が流れたとたん、満員の観客たちが「オーッ!!」と一斉に雄叫びを上げだした。楽曲も躍動的だが、それ以上に、アタック感の強いパワフルな歌声で会場中をMIQワールドに染め上げてゆく。会場の熱気をみずからの懐へしっかり巻き込んでゆくその手腕には、観るたびに惚れ惚れさせられる。もちろん観客たちも、「Hey!Hey!!」など、MIQ姉さんの歌声に合わせしっかりコールを返していたことも報告しておこう。
続いてMIQ姉さんが選んだのは、な・なんと、「天体戦士サンレッド」より『鳥取戦士サキューンのテーマ』。♪〜サキューン×3〜♪と振り混じりにパワー全開で唄うMIQ姉さん。歌詞はコミカルながらも、楽曲自体が感情をガンガン上げさせるだけに、観客たちも、舞台上のMIQ姉さんに向かってしっかり熱狂の声援や手拍子を返していた。むしろ、どんな楽曲でも自分の色に染め上げてゆくMIQ姉さんの存在感がすごいと言うべきだろう。
まさか、まさかの、嬉しいセッション・コーナーへ!! |
ここで、麻倉あきらさんとキムラケイサクさんとのトークへ。ここからは、麻倉あきらさんとゲスト陣とのセッション・コーナーだ。最初に呼び込まれたのがmanzoさん。選んだのが、この日唯一アニソンではない歌『日本ブレイク工業社歌』。まさかまさかの選曲に、会場中の人たちも嬉しい大興奮!!
麻倉あきらさんのリードのもと『日本ブレイク工業社歌』がスタート! 1番を麻倉あきらさんが、2番をmanzoさんがリードを取りながら、相方がコーラスを添えてゆく形で楽曲を歌唱。歌自体が熱狂せずにいれますかナンバーだけに、会場中の人たちも、弾けた歌に合わせ大熱狂。何時しか麻倉あきらさんとmanzoさんの掛け合いのみならず、観客たちも掛け合いに参加しながら、楽しい盛り上がりの一体化を作りあげていた。
続いて登場したのがMIQ姉さん。「ぜひこの歌を一緒に歌いたい」と麻倉あきらさんのリクエストで選んだのが、「聖戦士ダンバイン」のエンディングテーマ『みえるだろうバイストンウェル』。ゆったり浪々としたバラード・ナンバーを、まずは麻倉あきらさんが優しい声の色をはべらせながら歌いあげてゆく。その歌声をうけ、MIQ姉さんが芯の深い歌声を浪々と響かせながら熱唱。さらに三番では、2人のデュエットへ。一緒にハモったり、歌を交互にかけあったり、2人の迫力あふれる歌声が、雄大な楽曲へさらに哀愁味あふれた景観を描き加えていった。
ゲストとのセッション・コーナーの最期は、麻倉あきら&TOPGUN(川添智久/鵜島仁文)&近江知永という組み合わせ。選んだのが、「新機動戦記ガンダムW」のオープニングテーマ『JUST COMMUNICATION』。この豪華な組み合わせで、しかも、メチャクチャ嬉しい意外性を持った歌の選曲。次々とマイクをリレーしながら、デジタル&ダサンブルな躍動ビートに乗せ『JUST COMMINICATION』を魂込め熱唱してゆく4人。歌い手ごとに微妙に楽曲の表情が変わってゆくのも、4人のヴォーカリストが唄うことの面白さ。もちろんサビでは、4人の歌のハーモニーのみならず、会場中の人たちも一緒に熱唱していたのは言うまでもないことだ。
アニソン・シンガー麻倉あきらとしての歴史を一気に駆け抜けろ。パート・2!! |
そして舞台は終盤戦へ。ふたたび麻倉あきらさんのソロ・コーナーがスタート。最初に選んだのが、「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌『魂のルフラン』。この手の、深みを持った楽曲と彼女の歌声の相性は本当に良い。高橋洋子さんの歌とはまた違った、とても凛とした。しかも、魂をグッと歓喜させる声の色を描いてゆく。まるでオリジナルのように…と言ってもいいくらい、自分の色に染め上げながら歌いあげていたのも印象的だった。
続いて選んだのが、森川美穂さんと結成したユニットDIVA×DIVAとして歌った、「史上最強の弟子ケンイチ」オープニングテーマ曲の『ヤッホー!』。軽快に弾けたロックナンバーに乗せ、思いきり明るく弾け飛ぶように歌いあげた麻倉晶さん。この曲で彼女、森川美穂/麻倉あきらという2人で疑似デュエットしているように、声色を巧みに変えながら歌っていた。一人は本人とはいえ、一人二役となり、2つの声色を巧みに使い分けながら歌ってゆく様は、さすがだ!!ときどき声の使い分けに混乱する場面もありつつ。会場中の人たちは、「ヤッホー!!」と熱い声援を終始舞台上へ返していた。
本編最期に届けたのが、ROmantic Modeとして歌った「機動新世紀ガンダムX」の後期オープニングテーマ『Resolution』。身体を躍動せずにはいれない楽曲の登場と共に、満員の観客たちも「Hey!Hey!!」熱いコールを入れながら、熱狂の想いを舞台上へ返してゆく。ステージで唄う麻倉あきらさんも、思いきり声を張り上げながら、浪々と、ダンサブルな楽曲の上へ美しい興奮の絵を描いていった。
最後は、出演者全員で"あの歌"を大合唱!! |
アンコールは、この日出演してたメンバー全員、そして満員のお客さんたちというシンガー全員で、ふたたび「機動新世紀ガンダムX」前期オープニングテーマ『DREAMS』を大熱唱!! 舞台の上の全員の歌声が一つになったときの迫力は、もちろん。そこへ観客たちも加わったときには、まさに凄まじいパワーがあふれていた。「燃えつきろー!!」と叫んだ麻倉あきらさんや川添智久さんの言葉じゃないが、会場が一つになり熱狂という空間を描き上げたときの満面の笑顔になれる心地好さは、やはり生のライブだからこその醍醐味だ。
改めてアニソンは、みんなで一緒に唄うことが。一人一人がシンガーとして一緒に空間を作っていくことも楽しさの一つということを実感。麻倉あきらさん自身のアニソン・シンガーとしての歴史の一面を、こうやって熱狂や興奮と共に生のステージで体感していけたのも、本当に素敵なこと。
そしてこの熱狂は、夜の部へとバトンを手渡された。
最後にインフォメーションを。10月19日にアルバム「i」(アイ)の発売が決定!!さらに、11月23日には高円寺Show Boatを舞台に、「斉藤さおりデビュー25周年記念アルバム「i」リリースライブ」と題した、アルバム「i」発売記念のライブを行うことが決定したこともお伝えしておこう。
PS〜今回のイベントの夜の部のことを知りたい方は、「We Rock City」をご覧になってください。サイト名をクリックすれば、その模様を味わえるはずですから。
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