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ちっひーのHAPPY HAPPY BIRTHDAY PARTY 2011〜千尋魂リターンズ!〜ライブレポート
8月19日と言えば、米倉千尋さんの誕生日。その当日に、原宿アストロホールを舞台に、「ちっひーのHAPPY HAPPY BIRTHDAY PARTY 2011〜千尋魂リターンズ!〜」が開催になりました。じつはバースデー・コンサートは初めてという米倉さん。さっそく、その日の模様をお伝えします。
TEXT:長澤智典

まさか、まさかの、衝撃的な幕開け…。

この日のライブは、いろんな嬉しいサプライズがあれこれ起きていた。なにせ、暗くなった場内に流れ出したのが、「北の国から」のテーマ曲としても有名なさだまさしが歌った(スキャットした) 『北の国から〜遥かなる大地より〜』。その音楽に合わせ、スクリーンに映し出されたのは、北海道は富良野の大地に居るちっひーの姿。いや、正確に言えば、富良野の近くの町の大きな公道の道端。最近、車の免許を取得したばかりのちっひーは、初ドライブを富良野の地で楽しむために、北海道まで訪れた。

ライブは、ちっひーが車に乗り込み「旅に行ってきまぁーす!」の合図と共に、この日の、ちっひーの歴史を旅するバースデー・ライブが始まるという演出が成されていた。確かに、その通りにライブはスタートしたのだが、車へ乗り込む前のトーク中、背景を走るバイクや車の騒々しい音に悩まされている姿が、たびたび映し出されていた。きっと、長閑な風景を想像して足を運んだつもりが、まさかまさか、こんな騒々しくなるとは……という気持ちだったに違いない(笑)


誕生日だもの、レアな映像が次々飛び出した序盤!

そんなオープニングと共に、この日のライブは、やはりこの歌から始まった。そう『Happy Happy Birthday』だっ!! チヒダンサーズの2人を従え、右手を大きく振りながら、思いきり笑顔で歌いかけてきたちっひー。会場中の人たちも、一緒に大きく手を振りながら、彼女の誕生日を祝福していく。このナチュラルに笑顔で溶け合ってゆく風景が、いいよねっ!!

唄い終わったとたん、会場中から飛び出した“おめでとう!! ”の声。

「今日は、何時ものライブとは違う感じですけど。ぜひ、懐かしい映像と一緒に、米倉千尋の旅を楽しんでもらいたいと思います」

この日のライブは、映像の数々を背景に歌うスタイルを軸に据えていた。『僕のスピードで』では、なんと初出しとなった『僕のスピードで』のPV映像が、背景のスクリーンに映し出された。サビでは♪〜僕のスピードで〜♪の合唱声も。一緒に晴れやかな気分を楽しんでゆく、その雰囲気が心地良いじゃない。PVの映像を背景に、爽やかな『青空とキミへ』を力強い声色で歌いあげたちっひー。会場中からも、熱狂的なコールが飛び交っていた。続く『ALIVE』でも、雄大な大自然を背景に歌うちっひーの姿を映し出したPVを背に、凛々しいちっひーの歌声が会場中に響き渡っていった。

『泣けるアニソン』メドレーからプチコーナーへ!

ここで、ちっひーがカバー歌唱をしたアルバム『泣けるアニソン』の楽曲たちを、アコギとエレピというアコースティックなスタイルで披露。『指輪』『you』『君の知らない物語』『For フルーツバスケット』など胸にジンと染み入る名曲の数々を、しっとり切々と唄い繋いでくれたちっひー。昂る感情のままに唄いあげゆく声に、聴いているこちらまで、胸を締めつけられるような気分だった。さらに追い打ちをかけるように『FRIENDS』を、同じくアコースティックなスタイルで熱唱。嬉しいくらいに胸が潤いで満たされた。

これまでのシットリとした雰囲気から、一転。いきなり始まったのが「第一回米倉園お〜いお茶目な俳句大賞」。事前に、ファンの人たちのから俳句を募集。その中から優秀な四作品を選び出し、それを表彰。選ばれたのは、以下の四作品。

「優秀賞」→「おめでとう 笑顔のバトン ありがとう」
「傑作賞」→「誕生日 ケーキに灯る 火はいらんw」
「お茶目で賞」→「通販で 誕生日までに 間に合わず」
「最優秀賞」→「出会うのは たぶん今日から 10年後」

それぞれに、ちっひーが選んだ理由を述べながら表彰。「最優秀賞」の方には、ステージ上で記念品の贈呈と、メンバーとの4ショット写真をプレゼント。嬉しい記念になったことでしょう。

そのまま、イベントは次のコーナーへ。「クイズ・ちっひーいんとろドン!」と題したタイトルを観てもお分かりの通り、イントロ部分を聴いて、何の楽曲かを当てるコーナー。しかも用意したのは、ちっひーの過去に縁のある楽曲ばかり。最初に流れたのが、ZARDの『眠れない夜を抱いて』。1秒程度の本当に短いイントロにも関わらず、一発で正解者が出てきたことに、題材を用意したちっひー側が驚いていた。ちなみにこの歌、ちっひーが大学1年生の学園祭で唄い、優勝をいただいたときの楽曲だそうです。

続いては、石川さゆりの歌った『天城越え』。こちらも、短いイントロ一発で正解者が。こちらの楽曲は、ちっひーが「カラオケに行ったらかならず歌う十八番の曲」。最後は、杏里の『悲しみがとまらない』。こちらは、徐々にイントロを長くした演奏を3回ほど流したところで正解者が登場。この歌は、ちっひーが「中学3年生の謝恩会のときに歌った楽曲」。それまで引っ込み思案で人前で発言さえ出来なかったちっひーが、「この曲を歌ったときに、それまで話したことのなかった子たちから“すごい! ”と絶賛。それに対して笑顔で応えることが出来、音楽でならコミュニケーションがとれると気付いたその経験をきっかけに“わたしは歌の道に進む”と決めた」という想い出話も語ってくれた。

『嵐の中で輝いて』で、まさかまさかの映像が……!

ふたたびステージは、ライブ・コーナーへ。まずは、ありがとうの気持ちを込めて作った『cheers!』を、ちっひーもアコギを手に、ふたたびアコースティックなスタイルで演奏。その暖かい歌に触れてくうちに誰もが優しい気持ちになり、最後には♪〜ララララ〜♪の大合唱さえ生まれていたほどだった。一転『ガンダムに愛を込めて』を、凛々しく高らかに唄いあげていった。

ここからは、熱狂生み出す盛り上がりのコーナーへ。まずは「よんでますよ、アザゼルさん。」の映像に乗せ、Team.ねこかん【猫】featuring.米倉千尋として歌った『ぱんでみっく!!』を、コミカル/ダークさをミックスしながらも、思いきり弾けながら熱唱。♪〜君を信じていいですか〜♪の大合唱も沸き起こった『WILL』でも、背景にPVを流しながら、盛り上がりの空気を描いていったちっひー。同じく、PVを流しながら歌った『Just Fly Away』でも♪〜Just Fly Away〜♪の大合唱が起こっていた。さすがファンの方々も、一体感作るノリを熟知していますね。

本編最後に歌ったのが、お馴染み『嵐の中で輝いて』。もう何が嬉しかったって、背景に流したのが「機動戦士 ガンダム第08MS小隊」の映像。これには、訪れたファンたちも最高に嬉しいサプライズだったようだ。

そしてアンコールでは、あの曲が…。

アンコールの前に、この日が誕生日のちっひーを祝うために、ケーキが登場。運んでくれたのが、石田燿子さんと喜多修平さん。仲間たちに誕生日を祝ってもらってというサプライズに続き、アンコール1発目に歌ったのが、地元・横浜のデート風景を思い出して書いたという、この季節にピッタリな『夏の終わりの花火』。この歌を、爽やかな表情や、浜辺の風景を映し出したPVを背景に歌唱。

そして最後は「こういう機会だからこそ歌いたかった」と、6分以上にも及ぶ大作ナンバーの『陽のあたる場所』を熱唱。自然を映した映像上には、ときどき、ちっひーがとくに伝えたかった想いを綴った歌詞の一部が映し出されていた。♪〜陽のあたる場所 それは胸の中にあるから〜♪。新しい始まりの想いを綴った楽曲を最後に歌うことで、ちっひー自身が、一つ歳を重ねたうえでの新しい一歩を踏み出す意識を。そして、今の時代の中へ投げかけたいちっひーなりのメッセージを、訪れた人たちの胸の中へ届けてくれた。

最後にお知らせを。08年、09年に行ったクリスマス・ライブを、今年も開催することが決定した。日時は、12月10日(土)、渋谷公会堂にて。現在決定しているゲストは、angela/石川智晶/石田燿子/喜多修平/田村直美/TOPGUN(鵜島仁文/川添智久)/松本梨香/美郷あき/和田光司。今後も増える予定なので、気になる方はオフィシャルHPやオフィシャル携帯サイトのほうを小まめにチェックしてください!

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□過去インタビュー&レポート
米倉千尋 15th Anniversary Specialインタビュー<2011.01掲載>
「Chihiro Yonekura LIVE TOUR 2010 “Departure”」レポート<2010.07掲載>
吉田仁美公式モバイルサイト開設記念スペシャル対談<2010.02掲載>
「Chihiro Yonekura Presents X'mas Party Live2009“FRIENDS”〜あなたのハートにクリスマChu!!(^2^)-☆〜」レポート<2010.01掲載>
米倉千尋『Departure』インタビュー<2009.09掲載>
X'mas Party Live“FRIENDS”〜あなたのハートにWINTER WISH〜<2009.01掲載>

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