『Land Ho!!』ツアーファイナル、熱狂の幕開け!! |
真っ赤なスポットライトに照らされ登場したangela。atsukoの「行くぞ、SHIBUYA-AX―!!」の掛け声で始まったのは『満月オールナイト』。ダンサブルなアッパーチューンに乗せこぶしを突き上げ、テンションを上げていく。続いて披露された『恋のfirst run』。これでもかというくらい観客を煽り、魅了していく。angela、最初から戦闘モード全開だ!
力強くセクシーな魅力を見せつけた後は、「みんな戦えますか?渋谷の美しき戦士たち…」という言葉で始まった『Beautiful fighter』。ドラマチックな展開を見せる『innocence』では、先ほどの力強い歌声とは相反した神秘的な歌声を聴かせていく。既に観客は、angelaの極めて幅広い表現力にすっかり虜のご様子。
「ラーンドッ!」「ホーーー!!!」息がピッタリすぎるほどのコール&レスポンスが、その観客の熱さと一体感を示している。最近は男子だけではなく、女子の観客も増えているよう、華やかな歓声が飛び交っている。
続いて、「わたしたちのはじまりの歌です。」というatsukoの言葉で始まったのは、『Beginning』。幻想的でどこかノスタルジックなサウンド、神々しいほどの美しい歌声に観客は一心になって聴き惚れている。立て続けにオリエンタルで壮大な世界観を表わした『光、探せなくとも』、妖艶なイントロで始まり、切れのあるギターソロが冴える『My story』を披露。さまざまな表情を、実に巧みに聴かせるangela。堂々とした熱いプレイは、観客の心をグッと掴んで離さなかった。
次々と繰り広げられる、幻想的な空間…… |
あっという間にライブも中盤にさしかかり、11月18日発売の新曲を披露。この曲は、アニメ「アスラクライン2」のOP&ED主題歌となっている。angela曰く、「超マジパネェ」曲だそう。期待に胸を膨らませ奏でられたその曲たちは…「超マジパネェ」をの遥か上をいきそうな、とにかく、格好良い!を何回言っても足りなそうな、作品の静と動が渾然一体となった独特の世界観を築き上げていた。その2曲とは、早口でたたみかけるサビが鳥肌たちそうなほどクールな『オルタナティヴ』。そして、吸い込まれそうなハイトーン・ボイスがとろけそうに美しい『彼方のdelight』。インパクトの強い両曲にただただ圧倒されるばかりで、会場からはため息にも似た歓声がこぼれだした。
続いては一転、朗々と壮大な歌声を響かせる、「アスラクライン」のED主題歌だった『Link』。カントリー風の曲調に、語りかけるような明るい歌声が映える『Fine!』。楽器隊の超絶技巧を見せつけた、スケール感あふれる『パノラマ』。色とりどりの世界観に、観客の熱狂は高まるばかり。
ここで、16年前にatsukoとKATSUが出会ったときの話、デビュー当時の裏話をしみじみと語ってゆく。当初は小さいライブハウスに友達ばかりが集まっていた、それが今日はAXを埋め尽くす人、人、人!感謝の言葉を述べるangelaの2人。
そして奏でられたのは、「私たちの原点を忘れない」と意味を込め、路上ライブを題材にして作ったという『SONGS』。初めにatsukoがマイクを取り、生声を張り上げ歌う。そのメッセージの強さに、ドキッとさせられる。そして『此処に居るよ』。切々とした想いに会場は温かい空気に包まれ、atsukoの圧倒的な歌声が心地よく胸に響いていった。
振り付けは強要ではありません、強制です。 |
「後半戦にさしかかってしまいました!」
「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。」
観客の長ーいブーイングからもおわかりいただけるよう、本当に、気が付いたら後半といった感じだった。
と、ここでおなじみメンバー紹介。そして振り付けやコール&レスポンスの練習。開演前の影アナでKATSUが「振り付けは強要ではありません、強制です。」と言っていたように、会場は一体となってその振り付けをマスター。その徹底ぶりが効いたのか、『Spiral』では全員完璧にその振り付けを披露できたよう!さらに熱い展開を見せる『gravitation』では、観客の熱狂をさらに高め、会場は熱気の渦に巻き込まれる。『明日へのbrilliant road』では、その熱気が1階席の端も、さらには2階席まで巻き込み、手拍子、大合唱、そしてコール&レスポンス!もはや、この熱狂は誰にも止められない!!
「angelaの限界を見とけー!」
ラストを飾ったのは、『over the limits』。KATSUが客席に水鉄砲を掲げ、自由奔放に振りまけば、その横でatsukoが情熱的に歌いあげる。ミュージシャンとして、またある時は漫才コンビのように息ピッタリの2人の仲の良さも魅力のひとつ。会場の心と身体を一体に、大盛り上がりのままステージは幕を閉じた。
まだまだ舞台は終わらない!さらに大熱狂のアンコールへ!! |
2人が去ると、間髪入れずに会場からはアンコールの声!!普通アンコールの声って、消えたりまた復活したり…ってなることが多い気がするが、常時ハイテンションで張り上げられるその声を聴くと、いかにangelaが観客の心を虜にしてしまったかがうかがえる。
その声に応え、メンバーが登場。atsukoは先ほどの凛とした妖艶なドレスから、カジュアルなツアーTシャツに着替えている。
まずは、アコギのシンプルなサウンドで始まった『涙が止まるまで…』。angela というと、デジタル的で唯一無二の世界観を創り上げていくのももちろん魅力だが、こういうナチュラルな曲に映える美しい歌詞やメロディーも、また違った魅力がある。
かと思えば、続いて披露された曲は、頭を振り熱く激しく歌う『DEAD SET』。もう会場の興奮は限界を知らない!
「熱い時は、やっぱりタオルかなぁ…?」の言葉で、観客は大歓声。そう、次の曲はタオルと笛を使ったアクション…『Shangri-La』だ!コール&レスポンスならぬ、ホイッスル&ホイッスル。笛がない人は、「ふぇー!!と言って」、だそう。
「それじゃぁ踊ろうか!ふぇー!」の言葉で始まるやいなや、会場には虹色のツアータオルが舞う。すっかりこの振り付けも浸透した模様。タオルのほこりも吹き飛ばすような熱風が会場を渦巻く。
そしてステージは、ついにラストへ。今回のステージは歌としゃべりを中心に、極めてシンプルな構成にした、とのこと。純粋に曲を奏で、聴き、自然に魂がゆさぶられる…そのシンプルなことを、なんなくやってのけてしまった今回のステージ。angelaの新たな可能性を感じさせる。
最後に披露した曲は、『Galactic material』。腕を横に振る「モッサリ」、さらに倍速で振る「ワイパー」、星のように手のひらをキラキラと振る「えらいこっちゃ」、3つの振り付けを伝授すると、ラストにふさわしい、力強くパワフルな演奏を聴かせた。今回のニュー・アルバム『Land Ho!』の1曲目となっている本作。ちなみに、『Land Ho!』というタイトルには、「新しいスタート」という意味が込められているそう。その言葉にふさわしい、会場からはみ出しそうなほどダイナミックで圧倒的でポジティブな歌声を、豊かな表現力で聴かせた。
そして彼らは、会場いっぱいのお客さんやスタッフの方にたくさんのお礼を述べ、会場をあとにした。
約3時間のステージ。だが、そこは時間もライブハウスという空間も忘れるほど終始濃密な空気が漂い、まさに、至福のひとときだった。
| angela Live Tour 2009『Land Ho!!』セットリスト M1.満月オールナイト M2.恋のfirst run M3.Beautiful fighter M4.innocence M5.Beginning M6.光、探せなくとも M7.My story M8.オルタナティヴ M9.彼方のdelight M10.Link M11.Fine! M12.パノラマ M13.SONGS M14.此処に居るよ M15.Spiral M16.gravitation M17.明日へのbrilliant road M18.over the limits EC1.涙が止まるまで… EC2.DEAD SET EC3.Shangri-La EC4.Galactic material |
関連リンク ●angelaオフィシャルホームページ ●スターチャイルド内angelaオフィシャルサイト ■ライブレポート<2009.01掲載> ■インタビュー<2006.12掲載> |