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angelaのミュージックワンダー★大サーカス 3rd Broadway fighter 同時上映:ドメラバの大忘年会
12月29日に中野サンプラザを舞台にangelaが開催した、「angelaのミュージックワンダー★大サーカス 3rd Broadway fighter 同時上映:ドメラバの大忘年会」。今や12月29日と言えば、angelaが主催する「angelaのミュージックワンダー★大サーカス」の日…という方も増えているのでは?!この日のステージでもangelaの2人は、4時間弱に及ぶ夢あふれる素敵な空間を描きあげてくれました。その日の模様を、さっそく紹介しようじゃないかっ!!
TEXT:長澤智典

今年の活動のすべてを詰め込みます!!

 真っ赤なライトに包まれたサーカスのテント小屋をイメージした舞台。オープニングの挨拶に続き、大きなスクリーンに2つの姿がシルエットで映し出された。この日のオープニングを飾った『My story』の演奏が始まると同時に幕が上がり、angelaの2人が2階ステージ上へ姿を現した。

 1階のステージでは、真っ赤な番傘を操る6人の女性ダンサーたちが、和な香り携えたメロウ&ドラマチックな『My story』の演奏に合わせ、妖艶な踊りを見せている。もちろんangelaの2人も、1曲の中で次々表情を変えてゆく楽曲を奏でながら、観客たちをガンガンに煽り始めた。

「まだまだ行くぜ〜!!」

 その声を受け流れ出したロマンティックな旋律。『DEAD SET』の始まりだ。最初は穏やかな調べを持って始まった演奏だったが、会場揺るがす大きなエアーバーストの音を合図に、楽曲は一気に高揚性増した姿へ変貌。場内の熱気をガンガンに煽り出した。その想いへ拳振り上げ熱狂していく満員の観客たち。早くも会場には興奮の渦が沸き上がり始めている。

「今年最初で最後の単独ライブ。今年の活動のすべてを、ここに詰め込みます!!」

 ここで、「屍姫」第2クール期に物語内で流れる予定の新曲『光、探せなくとも』を披露。オリエンタルかつ哀愁味を携えた、とても幻想味を持った楽曲だ。この歌を聴きながら、「まさにこれぞ“古(いにしえ)ーション”な楽曲」。そんな妙な言葉さえ、頭に浮かんでいた自分がいた。

 一転、まるで往事のグランドキャバレーの舞台が似合いそうなファンキー&ジャジーな『恋のfirst run』が登場。ステージ上からガンガンに煽りかけてゆくangelaの2人。もちろん、観客たちが“熱狂”という想いを舞台上へ返していたのは、言うまでもあるまい。

ドメラバがステージを乗っ取り!?

 『恋のfirst run』の演奏が終わると同時に、ふたたび巨大なスクリーンが降りてきた。その幕にシルエット姿で現れたのは、ドメラバことドメスティック♡ラヴバンドのメンバーたち。彼女&彼らはangelaのステージを乗っ取り、ドメラバのみでの大忘年会をしようと画策。さっそくangelaの2人のもとへ、殴り込みをかけてきたというわけだ。

 舞台上のangela2人と、シルエット姿のドメラバたちとの軽妙?!なやり取りが続いてゆくステージ。やたらと喧嘩腰なドメラバに対し、余裕を持った表情で会話をさらりと交わしつつも、巧みに突っ込みを入れてゆくangelaの2人。終いには、atsukoがスクリーンの裏へ挨拶をしに来たのに驚き、舞台上から逃げ出してしまったドメラバのメンバーたち。おいおい、あの気合いは何処へ消えてしまったの?!って感じですよね(笑)

 ふたたび、舞台はangelaのステージへ。ここからは、“昭和の歌舞伎町に数多く鎮座したグランドキャバレーでのステージ演奏”が似合いそうな、ダンサブルな歌謡ロックチューンが次々登場。ムーディな雰囲気から、徐々にメラメラ燃え立つ“メラメランコリック”な曲調へ変貌していく『独り』。妖艶なダンスポップ・チューン『年下未知数脳内HD』。ゴージャスな香りさえ振りまいていった『butterfly』と、演奏は続いていく。このブロックでは、angelaの魅力の一つでもある“夜の昭和歌謡”ムード携えた楽曲たちを、まざまざと見せてくれた。

 雰囲気はガラッと変わり、ステージ前方へアコースティックな楽器たちを用意。哀愁味持ったナンバー『Darling』を、angelaの2人はアコースティックなスタイルのも、しっとり優しく唄い奏でてゆく。演奏中、舞台背景には夜空が広がっていたのも印象的な場面だった。

ついにドメラバの登場だ!!

 angelaのメンバーたちは、一度舞台から捌けていく。誰もいなくなったステージ。その舞台を引き継ぐようスクリーンに映し出されたのは、「家族愛」「Yes we can!!」の文字。そう、ついにステージ乗っ取りを予告していたドメラバの登場だ!!

 彼らは、パワフルなロック・チューン『The end of the world』を叩きつけながら、ジェラっ子たちばかりのはずの会場を、雄叫び響く熱狂の舞台へと変えていく。ダークサイドな表情を持ったワイルドなロック・ナンバー『運命的LOVE引力』では、総勢14名の黒いダンサーたちが、その熱いステージへ熱気な踊りを添えていく。すっかり会場は、ドメラバの黒く熱い色に染め変えられていた。angelaへ堂々と喧嘩を吹っ掛けてゆくだけあって、なかなかの存在ぶりを発揮していく連中だ。

 ふたたびスクリーンが降りた舞台。今度はシルエット姿でangelaの2人が舞台へ登場。そのまんま、angelaのレギュラーラジオ番組「sparking!talking!show!!」のコーナーが始まる。ドメラバのメンバーらに、パート・チェンジでの演奏を呼びかけていく。その声に応え、家庭内愛子はキーボードを、Z-GATZはドラム演奏を披露。

 さらにここで、パワフル&ロックな演奏冴え渡る新曲『Separation』を披露。その勢いを買って、そのまま演奏はドメラバ・バージョンによる『Shangri-La』へ。演奏を始め、家庭内愛子が唄い始めたと思ったら、急にメンバーたちが苦しみだし、演奏がストップ。原因は、さっき飲んだドリンクに毒が入っていたことから。苦しみ悶えゆくメンバーたち。でも「家族愛」を大切するメンバーたちらしく、死に際も一緒に手を取り合ってとばかり、メンバー5人が舞台上に集まり、互いの熱い信頼関係を確かめたうえで、息絶えていった。

 そんなドメラバの5人の遺体のまわりを、素知らぬ顔で通りすぎたり、写メ撮影をしてゆく通行人たち。なんか世知辛い世の中の空気をそのまま映し出したような舞台だ。

ぜひ主題歌として使いたい歌!!

 場内は暗転へ。ふたたび降りたスクリーンに映し出されたのは、NEWS番組。キャスターのatsu井クリステルとゲスト・コメンテーターのKATSU山教授が、ドメラバの中野サンプラザ占拠ニュースと、毒殺された件についての臨時ニュースを、コミカル/シニカルなコメント付きで紹介していく。このニュース映像を通し、2人の懐の深い役者ぶりを堪能。その意外性を持った姿、かなり楽しませていただきました。

 ふたたび舞台は、angelaのステージへ。炎吹き上がる演出のもと、スケール感あふれるナンバー『Beautiful fighter』を演奏していく2人。間奏途中では、敵役として姿を現したダンサーたちを、手にした刀でバッサバッサ斬り捨ててゆくatsukoの殺陣姿もありました。

 キラキラとした輝き放つ、雄大さを持ったナンバー『明日へのbrilliant road』では、満員の観客たちが拳振り上げ、熱いエールを舞台上へ返していく。atsukoの振りに合わせ観客たちがサビ歌を合唱した姿も、嬉しいインパクトを与えてくれた。

 一転、最新シングル歌『約束』で、KATSUがキーボードを演奏。優しい鍵盤の音色に合わせ、atsukoが想いを語るよう、ゆったりロマンチックに唄いかけていく。今の2人の心境がリリカルに綴られたこの歌、途中atsukoがノンマイクのアカペラ声で客席へ唄いかける場面も登場。かなり、胸をグッと泣き濡らす演奏だったのは間違いない。

「これはまだ発売したばかりだけど、お気に入りの歌です。もし「蒼穹のファフナー」の第2シーズンが出来たら…ぜひ主題歌として使いたい歌になりました」

 聞き手の感情を自然と高揚させてゆく、ドラマチックな表情携えたハードロマンな歌『innocence』。身体と心の両面を刺激していくこの手の作品こそ、angelaの真骨頂発揮した楽曲とも言えようか。

angelaのライブでは初となるゲストが2人登場。

 ここで、angelaのライブでは初となるゲストが2人登場。一人は、atsukoがミュージカルへ出演したときに共演した高島みほさん。そしてもう一人が、KATSUがサウンド・プロデュース&アレンジ手がけたアニメ「薬師寺涼子の怪奇事件簿」で共演した作曲家の倖山リオさん。

 まずは、atsuko/高島みほ/倖山リオの3人で、ミュージカル参加時に歌った心潤す美しいバラード・ナンバー『その目に』を、倖山リオのピアノ演奏のみを背景にツインヴォーカル・スタイルで熱唱。卓越した歌唱力を誇る2人が、ときに掛け合いながら、ときにはハモりながら描きあげてゆく様には、素直に酔いしれてしまった。それくらいシンプルな演奏ながらも、聞き手の心をグッとつかんでゆく上質かつたおやかな演奏だった。

 そしてもう1曲披露したのが、アニメ「薬師寺涼子の怪奇事件簿」の中より、ゴージャス&ムードな装いを持った5拍子ダンス・ナンバー『Theme principal La chansond' atsuko』。ここでも、ツインヴォーカルが炸裂。美しい高揚とでも言いたくなる、麗美なステージングを披露してくれました。

熱狂という言葉の似合うステージ終盤戦!!

 ステージは終盤へ。まずは、鈴鹿8時間耐久ロードレース出場を目標に結成したバイクチーム“TEAM angela”。そのメンバーたちから受けた想いのもと作った、スケール感あふれるドラマチック&シンフォニック・ナンバー『パノラマ』を披露。演奏が進むにつれ、徐々に躍動していく楽曲。その表情に合わせ、観客たちも熱気を高めてゆく。

 本編ラストとなった『fly me to the sky』では、ドラマティック&ハードな楽曲に合わせ、会場中の人たちが拳振り上げ、その場で思いきり飛び跳ねながら、熱狂という言葉の似合う風景を描き出していった。

甦ったドメラバがふたたびステージへ…。

 アンコールの最初に登場したのは、死んだはずのドメラバのメンバーたち。じつは強烈な食中毒だったことを告白。二次会のために用意している忘年会の席へ向かう前に、最後のひと盛り上がりということで、まずはOi!Oi!絶叫声生み出した“ハードラナンバー”ことハード&ドラマティックな歌『ドメスティック・ラヴソング』を演奏。ふたたび会場中を黒い熱狂で染め上げてゆく。続く『翼』を通し、拳振り上げ騒ぎ倒してゆく観客たちの心へ、さらに激しい熱気のエナジーを注ぎ込んでいったドメラバのメンバーたち。

 ドメラバのステージを彩った最後のナンバーは、なんと『Shangri-La』。場内中へ黒い風船飛び交う中、身体をガシガシにシェイクしていく激しい2ビート演奏を叩きつけながら、黒いファンキーなパーティ会場へと変えていったangelaの2人。興奮したZ-GATZに至っては、客席へ飛び下り演奏していたほどでしたからね。

angela STYLEの真骨頂ナンバーを立て続けに披露。

 そんな黒い熱狂から一転、三度angelaのメンバーがステージへ登場。ここからは、angela STYLEの真骨頂ナンバーを立て続けに披露。まずは本家の味を見せつけてやろうとばかりに、『Shangri-La』を演奏。会場中の人たちも、atsukoの振り回すタオルの動きに合わせ、ともに思いきりタオルを振りまくれば、atsukoの鳴らす笛の音色に合わせ、同じよう笛を鳴らしながら、熱狂の空気を作りあげていた。

 シンフォニック/ドラマチックな高揚性携えたスケール感あふれる激しい交響曲ナンバー『gravitation』の登場で、会場の熱気は思いきり興奮のレッドゾーン状態へと振り切り始めた。

 最後は、この日の舞台を彩った出演者が全員集合。南国ムード満載な上げ上げダンス・ナンバーの『cheers!』を演奏し、会場中をフィーバーしまくりなダンス会場へと変貌させていった2人。誰もが満面の笑顔で騒ぎまくっている。その姿を観て、atsukoは感動を覚え、つい涙ぐんでしまう姿も。

 本当なら、ここで熱狂のステージは幕を閉じる予定だったが、昂った感情を抑えきれないメンバー/観客たちともに、もう一度あの興奮を味わいたくて、舞台監督さんへ「もう1回」コールを起こしていく。すでに時計の針は22時近くを指そうとしているにも関わらず、無理やり「OK!!」をもらったメンバーや観客たちは、最後にメッチャクチャ楽しく弾けられる、angelaソングの中でも非常に人気の高いロックンロール・ナンバー『Yell for you』を通し、クライマックスなパーティ・ムードを存分に楽しんでいった。誰もが、拳振り上げ、思いきり高く飛び跳ねていく。大サビでは、観客たちの合唱声が大きく場内へと響き渡っていた。ホント、心も身体も一体化してくって、こういう姿のことを言うんだろうね。

熱気と熱狂、興奮、物語の終幕は…。

 熱気と熱狂、興奮などなど、約4時間弱の物語の中へ、さまざまな感動の場面を描きあげていったこの日のステージ。最後にatsukoの2人は、2階ステージへ。そんな2人の前へゆっくりと降りてきたスクリーン。白い光が、2人を幕の中へシルエット姿として映し出してゆく。やがてKATSUが手を振ると、白いスクリーンへ綺麗な絵模様が浮かびあがり。atsukoが手をかざすと同時に、『約束』が流れ始めた。そう、ふたたびこの想いを分かち合おうと、atsukoは満員の観客たちへ、最後の「約束」を交わしていく。

 そして唄い終わった2人は、シルエット姿のまま握手とハイタッチを交わしながら、ゆっくり舞台を降りていった。

 この日の感動の模様、ぜひ映像などの形として、永遠の記憶と記録にしていけたら。そんなことを素直に思ってしまった、夢のひとときだった。


angelaのミュージックワンダー★大サーカス 3rd Broadway fighter 同時上映:ドメラバの大忘年会 セットリスト
M1.My story
M2.DEAD SET
M3.光、探せなくとも
M4.恋のfirst run
M5.独り
M6.年下未知数脳内HD
M7.butterfly
M8.Darling
M9.The end of the world
M10.運命的LOVE引力
M11.Separation
M12.Shangri-La【ドメラバstyle】
M13.Beautiful fighter
M14.明日へのbrilliant road
M15.約束
M16.innocence
M17.その目に
M18.Theme principal La chansond' atsuko
M19.パノラマ
M20.fly me to the sky

EC1.ドメスティック・ラヴソング
EC2.翼
EC3.Shangri-La【ドメラバstyle】
EC4.Shangri-La
EC5.gravitation
EC6.Cheers!
EC7.Yell for you
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