幕開けは、軽快なクリスマス・ナンバーから |
クリスマス・ナンバーが静かに流れている場内。渋谷の街の喧騒が嘘のよう、ここには優しい空気が満ちている。会場はお客さんが満員状態とはいえ、誰もはしゃぎ騒ぐことなく…いや、みんな気持ちはウキウキしているが、心の中で気持ちを高ぶらせながら、これから始まるステージを心待ちにしている。
やがて場内が暗くなり、岩田浩史(Gu・Brush&Picks)、野口明彦(Dr・Brush&Picks)、Akira(Ba)、有坂秀一(Key)と、この日の演奏メンバーたちがステージに登場。彼らは楽器を手に取るや、穏やかな風を運ぶよう、『サンタが街にやってくる』を奏で始めた。その優しい音色に誘われるよう、小杉十郎太がステージへ。彼の登場と共に演奏は一転、一気にテンポを上げ、軽快な音色飛び交う『サンタが街にやってくる』に進化。たくさんの手拍子を身に受けながら、心地良さそうに唄っていく小杉十郎太。今回も、素敵なステージになりそうだ。
人生半世紀。人生を反省する日??!! |
心地好い風が場内中を巡ったところで、ここからは小杉十郎太の魅力とも言えよう、大人の色気を漂わせた歌たちが続いてゆく。
『Honesty』を通し、訪れた人たちの心に描いた切々とした風景。じんわりと心に染み込んでゆく彼の歌声は、続くブルーズ&ソウルフルな歌『Slow in down』を通し、より深みを増していく。なんて惚れ惚れする歌声と演奏なんだろう。その渋みを漂わせる声色に触れているだけで、気持ちが酔ってしまいそうだ。
「あと数日で50歳を迎えます。人生半世紀。人生を反省する日でもあります(笑)。」
軽妙なギャグを交えながら、演奏は、気持ちを晴れやかな風景の中ヘ導いていく『ブランニューデイ』へ。
12月19日で50歳の誕生日を迎えた小杉十郎太さん。えっ、もうそんなに男の魅力を重ねていたんだっけ??と思ってしまうほどエネルギッシュな姿を、いつも見せてくれる。でも、あの“男の色気”は、酸いも甘いも知り尽くした人だからこそ出せる香りなのも確か。
演奏は、浪々とした歌声を響かせていく『何となく』へ。この哀愁味を与えてくれる姿に女性がメロメロになっていくのも、わかる気がする。
お馴染み『SAY YOU』コーナーにビリー・ブランクスが登場!! |
お馴染み『SAY YOU』コーナーでは、「ビバリーヒルズ青春白書」のディラン・マッケイと「アンパンマン」に登場するやきそばパンマンとの会話を中心に、話題が綴られていく。今年は意外な形でディラン・マッケイが注目を浴びた年になったことから、2人の会話の中心もその話題に。そこへ絡んできたのが、「テニスの王子様」に登場している榊太郎。
ここから何曲かメドレー披露。さらに最後には、お馴染み2本のヘラを手にし、『やきそばパンマンの歌』を、ウェスタンなムード満載で熱唱。
唄い終わったところで、ふたたびディラン・マッケイ/やきそばパンマン/榊太郎の3人による、クリスマスを話題にしたトークへ。そこへ絡んできたのが、ジェームス・ボンド。さらに終盤には、あのビリー・ブランクスまで現れ、お馴染み「ビクトリー!!」と叫び声を上げていく。
毎回お馴染みさんから新顔まで、いろんなキャラクターが登場するこの『SAY YOU』シリーズ。今や、ライブには欠かせない定番歌になりましたね。
スペシャルサプライズゲストが飛び入り登場!素で驚く小杉十郎太さん!! |
ここで、小杉さんは着替えのために楽屋へ。その間、お馴染みBrush&Picksの2人が楽曲を披露。この日奏でたのは、『Happy Birthday Tonight』。19日に誕生日を迎える小杉さんに向けてという、気の効いた趣向が粋ですねぇ。しかも演奏終盤では、会場中の人たちを巻き込み♪Happy Birthday Tonight♪の合唱を作りあげ、そのハーモニーに合わせ小杉さんをステージに呼び込む演出まで見せてくれた。
会場中の人たちが一つになり作りあげた♪Happy Birthday Tonight♪のハーモニーに乗せ、小杉さんが照れながらステージへ。そこですかさずギターの岩田さんが、「メンバーやスタッフたち全員からのプレゼントです」と、ギターをプレゼント。そのギターを手にし、嬉しい戸惑いを隠せない小杉さん。そこへさらにサプライズ・ゲストとして、ディラン・マッケイのものまねで有名ななたぎ武さんが、花束を持ってステージへ。
なだぎ武さんが来場していることをまったく聞かされてなかった小杉さんは、突然舞台上に現れたなだぎさんの姿を観て、素で驚きの表情を見せていく。
“さすが、なだぎさん”と思わせたのが、花束と同時に、「もう一つプレゼントです」と、ポケットからやきそばパンを取り出し、手渡したこと。洒落の効いたそのセンスが、ホントに粋じゃないですか。
舞台上では、2人がディラン・マッケイに成りきりながら会話を繰り広げていく。2人の生ディランの共演を観れたのは、最高に嬉しいハプニング。でも、一番嬉しい驚きを覚えていたのは、やっぱり小杉さんでしたね。『SAY YOU』コーナーでは、なだぎ武さんのこともネタにしていただけに、素で恐縮していました。そんな小杉さんの姿を観れたのも、ラッキーなこと(笑)?!
来年は接吻の年?? |
後半は、軽快なラテン・ナンバー『そんなバカーナ』からスタート。“50歳”という年齢をネタに歌詞を変えて唄う場面も登場。そういう遊び心もまた小杉十郎太らしさ。
「この日のためにみずから新曲を作ってきました」
その言葉を受け、流れてきたのが『クリスマスディ』。聖なる日を題材にした、哀愁味を持った歌が、場内へ優しく響き渡っていく。
続く『君を呼んでる』でも小杉さんは、切々とした冬の景色を場内に描き出していく。ジンワリと心に染み込んでいく小杉さんの歌声。
さらに『接吻』では、男の色気満載で唄いあげる姿も。あの渋みを持った姿と声で唄いかけられたんたもの、「来年は接吻の年です。チュ〜!!」というギャグも、けっして寒くは感じなかった……気がします(笑)
終盤、場内を夏景色に一新すべく『SUMMER』を熱唱。訪れた人たち全員が熱い手拍子をしながら、小杉さんと共に、過ぎ去った開放的な夏の風を会場中に呼び戻していく。
そして本編最後は、お馴染み『ダンサー』を演奏。あのダンディな唄いっぷりには、男が観ても惚れてしまいそうになるほどだ。
聖なるナンバーをしっとり唄いあげたフィナーレ |
アンコールでは、お馴染み『ヨコハマローズ』を演奏。全員立ち上がり、明るく弾けたラテン・ナンバーに身を預けながら、誰もが楽しそうに身体を揺らしていく。大はしゃぎの小杉さんは、♪ハッ♪の掛け声のときに、おちゃらけたポーズまで披露したほどだ。
そして最後は、岩田さんの奏でるアコギの演奏のみを背景に、しっとり優しく『ホワイトクリスマス』を歌唱。その哀愁味あふれる歌声と演奏のハーモニーに、心がグッと泣き濡れそうになった…。
⇒J's Music Action the 6th レポートその2/⇒J's Member meeting レポート
| J's Music Action the 6th セットリスト M1.サンタが街にやってくる M2.Honesty M3.Slow in down M4.ブランニューデイ M5.何となく M6.SAY YOU アニメメドレー M7.Happy Birthday Tonight(演奏:Brush&Picks) M8.そんなバカーナ M9.クリスマスディ M10.君を呼んでる M11.接吻 M12.SUMMER M13.ダンサー EC1.ヨコハマローズ EC.2ホワイトクリスマス |
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