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J's music action the 3nd
TEXT:長澤智典/PHOTO:KARAI

新しい表情(新曲)から幕を開けた、ステージ

 ステージは、お馴染みBrush&Picksのメンバーの演奏から、幕を開けた。。。ジャジー&スピーディに弾けゆくビートに乗せ、ゆっくりと小杉十郎太がステージへ登場。

「節分の日に帰ってまいりました」

 小杉十郎太の登場と共に、会場中から大きな拍手が沸き起こる。。。なんて暖かな、でも毎回足を運んでいる人にとってはお馴染みの、“互いの心を交わしあう最初の嬉しい出会い”の儀式のようなものだろうか。。。
 冒頭を飾ったのは、この日が初披露となる新曲『DANCER』。とても情熱的ながらも大人な男の色気を漂わせゆく、ジャジー&ソウルフルなミドル・チューンだ。
 さすがステージを重ね続けてきただけあり、客席で観てるぶんには余裕の表情として瞼へ映り込んでいたのだが。。。意外にも、本人は。。。

「余裕なんか、全然ないですよ。ステージへ出るときは、も〜ドッキドキでした」

 軽快なテンポでスタートした舞台は、続く楽曲を通し一転。哀愁漂うフォーキーな色合いを持ったバラード・ナンバー『街の唄』が、しっとりと奏でられた。。。
 優しい表情のもと、ゆったり唄いかけてゆく小杉十郎太。その歌声を聴いていると、客席にいる僕ら自身まで、キュンと胸摘まされゆく想いを抱いてしまうほどだ。

「今回のステージでは、新曲をいくつか用意。しかも冒頭2曲で新曲を披露することもあり、どんな反響が返ってくるのか、けっこうドキドキしながら唄ってました」

 いやいや、みなさん心地好く歌声へ、身も心も預けてましたよ。。。

軽妙なトークで、観客たちのハートをわしづかみ

「MANDALAにぃさん、豆まきライブへようこそ。年が開けて以降、新曲を作ったり、ライブの準備をしてくうち、アッと言う間に1ヶ月が過ぎてしまいました。今年は射手座が12年に1度のいい年だそうです。僕の今年一発目の仕事が、『出ましたっ!パワパフガールズZ』へゲスト役での登場。演じたのはフンタというフンコロガシの役。これは、正月一発目から“運”がついてるってことかなと思ってます。」

 美味しいつかみを持ったMC後に奏でられたのは、小杉十郎太作曲による『潮騒』。男の色気満載で唄い紡がれてゆく楽曲だけあり、誰もがそのたおやかな歌声へ引き込まれていく。。。
 さらに『デスペラード』と、哀愁味たっぷりな楽曲を奏でながら、会場を穏やかな色へ染め上げてゆく小杉十郎太。

「TOYATAハリアーとのタイアップ企画で、僕は『極上の休日』に出演させていただきました。僕が提案した極上な時間の過ごし方は、“ゴルフ場を一人でラウンドすること”。その夢を本当に実現してくださいまして…」

 MCでは、当時の収録風景の感想話を語っていく……が、ただの感想話で終わらないのが、J's(上手)なAction小杉十郎太。

 さすがにMCを再現すると長くなるので、要約させていただくが。番組収録日の翌日に外画の長尺収録を控えていた小杉さんは、ビデオ付きテレビと台本を持参。早朝ゴルフ場へ入った小杉さんは、控室代わりの部屋へ通されたわけだが…その部屋が、イギリスのお城のよう、とにかく長い螺旋階段を上まで登っていく場所にある豪華なVIP ROOM風クラブハウス。こまめな撮影ということもあり、カットが終わるたびに小杉さんは、長い階段を昇り降りしながらゴルフ場とクラブハウスを何度も何度も行き来していく。しかも撮影は、早朝から夜中の2時まで実施。さらに翌日の外画作品の収録が朝10時から、そのうえ演じたラッセル・クロウがやたらしゃべりまくることから、「収録は非常にハードだった」という様子を、細かいギャグを織りまぜながら、軽妙に語っていく。。。
 えっ、詳細を知りたい??それは、ライブへ来た人だけの特権。味わいたかったら、ぜひライブに足を運び、その耳で直接味わってください。極上なトークが聴けるはずですから…。

哀惜な気持ちへ包み込んでゆく、その歌声…

 次のブロックでは、お馴染み服部祐民子さんの手による『何となく』『君を呼んでる』を披露。2曲とも、影を持ったクールな表情の中へほの温かい情熱が詰め込まれた楽曲たち。聴いているうちに哀惜な気持ちへ心が支配されてゆくのも、楽曲の持つ力と、小杉十郎太の歌声が描きあげゆく魅力の成せる技だろう。

 ここで、着替えのために一度退席。その間お馴染みBrash&Picksが、ムーディなブルース・ナンバー『RESET〜離婚の唄〜』を奏でてゆく。
 そして、手拍子呼び起こす軽快なナンバー『RAIN』の演奏と共に、再び小杉十郎太がステージへ登場。手拍子の波を身体に受け、彼は力強い歌声を響かせながら、いなせな空気を作りあげていった。。。

歴代キャラクターたちが、大登場。最高のスラップスティック歌劇に大興奮!!

 ここで、この日一番注目のコーナーが登場。披露したのは、Brash&Picksの奏でる軽快な演奏に乗せ、これまで小杉十郎太が演じてきたキャラクターたちが、とあるストーリーにそって会話をしてゆくナンバー、その名も『SAY-YOU(声優)』
 出てきたキャラクターたちが、『ビバリーヒルズ青春白書』のディラン『X-FILE』のモルダー『テニスの王子様』の榊太郎『金田一少年の事件簿』の剣持警部『それいけ!アンパンマン』のやきそばパンマン『BLOOD+』のデヴィッド『機動戦士Zガンダム』のナレーション、他多数。とにかくたくさんのキャラクターたちが、次々と絡みあいながら物語を綴れ織ってゆく。なにせ終盤では、全員が榊太郎の号令のもと、テニスをしてましたからねぇ(笑)
 途中には「行ってよ〜し」「俺に任せとけって」「パラダイスへようこそだぜ!」「へらへらちょ〜っぷっ!!」「君は時の涙をみる」などなど、お馴染みの名セリフが次々登場。キャラクターが変わるたびに、会場中の観客たちが大騒ぎしていたのは、言うまでもあるまい。
 こういう技を繰り出してしまえるのも、役者・小杉十郎太ならではな味。

「全然違った作品のキャラクターどうしが絡み合うなんて、普通絶対にあり得ないことですからねぇ。ステージでも言いましたが、最初はもっと短かったんですけど、次々出てきたキャラクターたちの物語を完結することを考えたら、あんなにも長くなってしまいました。しかも最後は“全員でテニスをすればまとまるだろう”という強引さ(笑)。だけど、こういう内容って僕でなきゃ出来ないこと。。。もちろん、他の役者さんもやればできることだけど、ここでは“僕ならではの持ち味”を発揮させていただきました」

1stアルバムの制作が決定!!

 超盛り上がった『SAY-YOU』を受け、続いて奏でたのが「ときめきメモリアル」で唄われた『INMOST VOICE』というのも、なかなかナイスな選曲でした。

 そして終盤は、お馴染みの楽曲を次々と演奏。『接吻 KISS』を通し男の色気に酔い知れれば、『ミッドナイト・ブルー』では、ローヴォイスの魅力にキュンと心つかまれた気分。

「次回のライブは、4月29日・横浜ブリッツ。“よっにくいねっ、横浜ブリッツ”と覚えてください。さらに、ライブ頃には間に合わせようと、ついに1stアルバムを出してしまいます」

 ここで嬉しい告知が登場。アルバムが完成した暁には、もちろんアルバム取材も行いますので、楽しみにしててください。

「今も、アルバムへ収録する楽曲の候補をいろいろ決めてるんですけど。ライブを重ねるごとに、おかげさまでオリジナル楽曲も増えてきましたので、この流れを上手くアルバムへ繋げていけたらと思ってます。中へは、つたないながらも自分で書いた楽曲も入れる予定です。
去年の7月からライブを始めて、なんと4月29日には横浜ブリッツでライブを演ってしまう。もぅ『やるっきゃない』です!!
猪突猛進でがんばりますので、みなさんも応援のほうよろしくお願いします!」

哀愁漂う男の色気に胸ときめいた瞬間。。。

 最後のブロックでは、哀切な想いがその歌声を通し心へ優しく響き渡っていった、『振り向けば』。そして、手拍子にのせながら軽やかに唄いあげた『ブランニューデイ』を演奏し、本編は終了。そうそう、優しい眼差しでステージ上で唄う小杉十郎太を見つめゆく観客たちの視線も、とても印象深く目に焼きついてきました。

 アンコールでは、お馴染みバラード・ナンバー『HONESTY』を、またまた男の色気満載のもと優しく唄いあげていった小杉十郎太。その歌声へ満員の観客たちがうっとりするほど酔いきっていたのは、言うまでもあるまい。

 これからもエキサイトアニメでは、小杉十郎太の活動を追いかけ続けていくつもりだ。もちろん、本人のブログも、よろしくお願いします!


LIVE DVD『J's Music Action the 1st』
8月4日にduo MUSIC EXCHANGEで行われた『J's Music Action the 1st』の模様を収録。
楽屋でのオフショットなど未公開映像も満載です!
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5,250円(税込)
FRJK-1001
販売・発売元: 株式会社オンザフィールド
関連リンク
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J's Music Action the 2nd
ライブレポート<2006.11掲載>

J's Music Action the 1st
ライブレポート<2006.08掲載>