TEXT:長澤智典
![]() 降水確率80%をひっくり返した水樹奈々の心意気!!つい3日前の天気予報では、7月29日の東京は「降水確率80%」を示していた。……週末が近づくにつれ徐々に天気が崩れ、土曜日をピークに日曜日より次第に天気は回復していく……。 でも、予報はあくまでも予報でしかない。2日前、前日と、日を重ねるごとに天気予報の降水確率の数字は確実に減っていき、当日には曇りマークになっていた。。。 現在,全国ツアー「NANA MIZUKI LIVE UNIVERSE 2006〜summer〜」中の水樹奈々。この日はまだまだツアーの序盤戦。とはいえ、彼女にとって初の野外ワンマン・コンサートとなる場。大切な記念日だけに、水樹奈々自身もこの日が訪れるのをズーッと心待ちにしていた。 ご存じの方も多いよう最新アルバム『 HYBRID UNIVERSE』は、水樹奈々にとって初の夏前リリースになるアルバムという背景もあり、夏の全国ツアーで歌いたいがための楽曲を数多く収録。中へは、夏の野音のステージで歌うために制作したと言っても過言ではない『星空と月と花火の下』という、夏空のもとで聴くのがとても似合う歌まで収録されていた。 肌へ優しく触れる夏風に吹かれながら、開放的な気分で思いきり一体感を持った空気を味わうことのできる日比谷野外音楽堂という場。星空の似合う場に、雨なんか似つかわしいわけがない。。。誰もがその想いを強く抱いていたからだろう、あいにく星空を眺めるまでには至らなかったとはいえ、3千人を越す人たちの熱い想いが雨雲を何処かへ吹き飛ばしてくれたようだ(余談だが、この日は隅田川でも花火大会があった。つまり、関東中の人たちが必死に晴れることを願ってたと言うことだ)。
「熱狂せずにいれますか…」水樹奈々のライブ・ステージと言えば、「熱狂せずにいれますか」という歓喜な想いを伝えゆく、心も身体も無邪気に…無心に開放できるメニューがつねに用意されている。もちろん今夏のツアー・メニューも、最新アルバム『 HYBRID-UNIVERSE』の楽曲を主軸に据えつつ、開放的な夏の空気や澄み渡りゆく心模様に相応しい選曲で成り立っていた。 お馴染みチェリー・ボーイズ(バンド)とチーム・ヨーダ(4人の女性ダンサー)たちが会場の空気を煽りながら幕を開けた、「NANA MIZUKI LIVE UNIVERSE 2006〜summer〜」。舞台上を彩る仲間たちの熱い後押しを受け、水樹奈々がステージへ登場してゆくシーンが最初の見どころ。ここでは感情のボルテージが自然と高まってゆく演出で、満員の観客たちの前へ彼女は姿を現してくれた。 今回のツアーの冒頭を飾った熱狂呼び起こす歌とは…毎回1曲目をどんな楽曲で飾ってくれるのか…が、水樹奈々のコンサートの中、幾つも登場する“肝”となるべき見せ場。その中でも冒頭はとくに、「ここでどんな歌が登場するか」によって観客たちの熱狂という針が何処まで振り切っていけるかを左右していく、大切な一場面。 今回のツアーでは、意外性を持った楽曲がド頭に登場。ヘッドホンマイクを付け、4人のダンサーたちと一体化したダンス・パフォーマンスを魅せながら「HI!Hi!Hi!Hi!」と観客たちを煽ってゆく水樹奈々。もちろん観客たちも、拳やサイリウムを振りながら思いきり熱狂の波を作り上げていく。このツアもーまた、ステージ上/客席ともにお互いのテンションが最初からメーター振り切った状態で爆走し始めたのは、言うまでもあるまい。しかも冒頭数曲は、「騒がずにいれますか?!」と言いたくなるよう熱狂の波を作りあげゆくうえで相応しい楽曲ばかりが次々登場。途中へポップでチャーミングな歌物ナンバーも織り交ぜながら、ほぼノンストップな状態のまま“熱狂/興奮”という大きな渦を巻き起こしながら、日比谷野外音楽堂へ”熱気”の渦を作りあげていった水樹奈々。 ![]() メイド服姿の水樹奈々も登場今回は、アンコール時を含め8スタイルの衣装が登場。フラメンコ風なアレンジを施した楽曲のときには、その雰囲気に相応しい衣装を用意。バラードのときには、真っ赤なドレス姿で登場。他にもキュートな姿を多々披露しているが。中でも一番の見どころが、“メイド服姿”の水樹奈々。「ステージだからこそ思いきりキュートでラブリーな格好をしてみたかったの」と、照れたしぐさで弁解していたが。その姿は、マジにチャーミング。あのメイド姿は、一見の価値有り有りだ。 声優として出演したアニメ作品の主題歌を熱唱!夏のコンサート・ツアーと言えば、ステージの中盤へ何時も企画コーナーを用意している。今年の夏に用意したスペシャルな企画は、「水樹奈々がこれまで声優として出演したTVアニメのオープニングテーマを8曲用意。各会場ごとに用意された BOXの中から曲名の書いたカプセルを取り出し、選んだ楽曲を歌う」という内容。この日水樹奈々が選んだアニメ作品は、朧(おぼろ)役で登場していた『バジリスク〜甲賀忍法帖』。同作品の主題歌と言えば、陰陽座の歌っていた『甲賀忍法帖』。もちろん彼女は、同歌を思いきり熱唱してくれました。 果たして、どの会場で、どんな楽曲が登場するのか…。それも各会場ごとの楽しみと言えようか。。。。 新しい、タオル熱狂ナンバーが誕生熱狂という言葉が相応しい水樹奈々のコンサート。その演出スタイルの中でも欠かせないのが、タオルを用い作りあげていく一体化した空気。今回のツアーでは、タオル振り上げ/放り投げゆく熱狂一体化した新ナンバーとして、『PRIMAL AFFECTION』が登場。振り付け指導は、各会場ごとに水樹奈々が指導してくれるので、ご心配なく。これからコンサートへ足を運ばれる方は、『PRIMAL AFFECTION』を聞き込んだうえで会場へ足を運んでいただきたい。 熱狂が熱狂を呼び起こす終盤のステージング後半へは、熱狂という空気を導いてゆくに相応しいお馴染みの楽曲たちが次々登場。とくに終盤では、ステージ上と客席の間で何度も何度もコール&レスポンスや大合唱が沸き起こっていた。。。 そして、野音では大空に向かってしっとり歌いあげた『星空と月と花火の下』。果たしてホールでは、どんな演出のもと、この楽曲が開放的な夏空の風景を呼び起こしてくれるのかも期待したいところだ。 ![]() 次々明かされゆく、最新情報…アンコールを含め、2時間強に渡る夢の空間を作りあげた水樹奈々。この日のコンサートでは、数多くのビデオカメラが、日比谷野外音楽堂で繰り広げられゆく熱気の模様を記録し続けていた。と言うことは、いづれこの記念すべき日のステージが、映像作品となり登場するということだろうか。。。 また最新ニュースとして、11月頃に両A面シングルの発売が決定したことも、ステージ上を通し、彼女は報告してくれた。楽曲制作は、ツアーの合間を縫って行われるとのこと。この記事を目にする頃には、いろいろ制作も具体化している頃だろうか。。。ちなみに両A面シングルは『suddenly〜巡り合えて〜/Brilliant Star』以来になるだけに、その事実にも今から期待したいところだ。
今や夏の風物詩とも言える水樹奈々の全国ツアー。それだけに、これを味わないと夏を過ごしたとは言えない……そう思っているのは僕だけじゃないはず。そうだよねっ!! |





