2002年にランティスからデビューして、9年。来年の10周年に向け“yozuca*はとにかく音楽を楽しんじゃってます!!”を今年のテーマに掲げ、純粋に音楽が大好きだった子供の頃の気持ちを思い出し、いろいろな場面にアーティストとして出演。2月には、PCゲーム/TVアニメ『T.P.さくら 〜タイムパラディンさくら〜』のEDテーマ『ボクは君のそばにいる』をリリース、4月からはニコニコ動画Lantisちゃんねる内で「nicommunication」という音楽バラエティ番組をスタートした。その番組では最後に必ずギターのlottaさんをゲストに迎え、ライブ披露している。
この「nicommunication」がきっかけとなり、2011年7月18日に渋谷のスターラウンジでライブを開催することが決定し、エキサイトアニメではライブ決定のお知らせを受け、現時点のyozuca*に迫る! また、6月8日に発売されたTVアニメ『花咲くいろは』のイメージソング集「湯乃鷺リレイションズ」にも参加しているyozuca*。yozuca*の担当した楽曲は少し王道から外れたところだった。この楽曲についても話を聞いた。
ニコニコ生放送での番組は、毎回ハプニングだらけ。
yozuca* LIVE 2011 summer ネコもシャクシもまっしぐら!!!
・開催日
2011年7月18日(月・祝)
・時間
開場17時30分/開演18時30分
・場所
渋谷スターラウンジ(渋谷)
・一般発売
6月17日(金)〜
・価格
¥4,800(税込)※ドリンク代別
一般発売
http://eplus.jp/yozuca/
※上記URL先はイープラスのサイトになります。
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−−ニコニコ生放送(以下ニコ生)「ニコニコ動画Lantisちゃんねる」で毎月放送している「nicommunication」。この番組、yozuca*さんのキャラクター性が全開なのはもちろん、放送するたびに、いろんなハプニングが勃発していません?
(取材時点で)今まで3回放送しているんですが、毎回いろんなハプニングがあり、まだ、一度も落ち着いて放送したことがない状態なんです(笑)。とくに、第3回目の放送のときが“最悪のスタート”で、まったくの暗闇の中の放送という感じになっちゃって……。
−−なんですか? その暗闇の中の放送って…。
当初は、放送時間が来たら(プレイ)ボタンを押して始める形だったんですけど、その日は、ボタンを押しても番組が始まらなくて……。 一応、わたしの手元には、みんながどういう風に映像を観ているのかを確認するためのモニターがあり、それを観ながらしゃべっているんです。そのときは、番組は始まっていたんですが、画面が真っ暗な状態。みんなも「あれっ?!どうしたんだ?!?!」「時間を間違えているのか?!」「今日じゃないのか?!?!」みたいに、すごくザワザワし始め。画面には「5分経ったら伝説」とか、いろいろ流れ出しちゃって(笑)。結果、5分と少し過ぎた辺りで、いったん再起動をして、やっと映像と音声を届けられるようになったという、すごくドタバタな回でした(笑)。
−−確かに、伝説が生まれそうな番組ですね(笑)。
毎回、何かが起きそうな番組になっています(笑)。
−−今回の主題は、7月18日に渋谷スターラウンジで行う「yozuca* LIVE 2011 summer ネコもシャクシもまっしぐら!!!」のことになりますが、そのライブの開催を決めたきっかけが、この番組だったそうですね。
そうです。じつは毎回、必ず番組中に1曲はアコギ1本と歌という編成で唄っているんです。それをやりたくて、この放送を始めたんですが(笑)。今年のyozuca*のテーマやコンセプトとして掲げているのが「HAPPYかつENJOY」という言葉。“とにかく、楽しまなきゃ!”という姿勢を出していきたいなというところがあったので、ニコ生は、みんなにそれを伝える場所として、とても良い場所だと思いました。それで番組内で唄っているんですが、ニコ生を観てくれている人たちにも、実際に生で聴いて欲しい、みんなと直接楽しみたいという気持ちが強くなったので、本番中に逃げられないように「社長、ライブやりたいです、お金ちょーだい!!」と(笑)。そうしたら、社長自身が「ライブはコンスタントにやっていくべきことだから、やりましょう」と言ってくださり、7月18日に渋谷スターラウンジでライブをすることになりました。
ニコ生は会話に近いコミュニケーションが出来ちゃう。
−−「nicommunication」を観ていると、すごく肩肘抜いた感じで、本当に楽しみながらセッション演奏していませんか?
毎回あんな感じですね。今までは、歌うのに音程を外しちゃいけないとか、上手に歌わなきゃいけないなど、そういうことを考えがちだったんですが、そうではなく『音楽は楽しい』ということをみんなに知ってもらう、それを番組で伝えていくということを軸に持って、毎回、ENJOYしながら歌っています。
−−番組に出演しているときのyozuca*さん自身が、かなり、アゲアゲなテンションでいますからね。
アゲアゲって(笑)。放送しているのは普通の会議室のような場所なんですが、見た目としての“HAPPY感”が欲しかったので、カメラに枠を作ったりとか、背景に布を貼ったり、小物をいっぱい使い、とにかくHAPPYに見えるように遊び心を取り入れながら部屋の飾りつけをしています。
−−ニコ生ということもあって、トークに対してのリアクションがすぐわかるのも、いいですね。
ホントにね。これまでも、いろんなラジオ番組をやらせていただきましたけど、生放送で電話やメールでリクエストを受け付けてということでもない限り、ラジオ番組で、生のやり取りを行うのは難しいんですよね。でも、ニコ生は言った言葉の反応がすぐに返ってくる。ドタバタしている放送なので、たまに間違った発言をすると“こうだよ”ってすぐに教えてくれるから「あっ、そうだね」みたいな会話に近いコミュニケーションが出来ちゃう。だから、すごく楽しいです。
−−その自由度を上手く使い「ライブ願望を、現実化してしまう」。大勢の人たちの前で既成事実を作ってしまうことが出来るのも、ニコ生だからこそですね(笑)。
もちろん、出来ないことは出来ないのですが(笑)。その発言だってニコ生を観てくれている人たちに喜んでもらいたいという気持ちがいちばんにあってのことなんです。実際にライブを開催して、そこに来ていただき、生で音を聴いてもらい、楽しんでもらいたいという気持ちから出てきた発言だったんです。
0718ライブは耳で覚えているCD音源とは違う感じになる。
−−7月18日のライブは、ドラム・ベース・ギター2本というロックな編成で行いますね。
これまでのライブはCD通りの音を再現しようと、同期を使いながらやってきたんですけど、今回はCD通りじゃない、新しい提案をしていきたいな〜と思っています。わたしの最新音源にもなっている「湯乃鷲リレイションズ」という「花咲くいろは」のイメージアルバムに収録した『ハルウララ〜♪』は、Aメロにピアノが入っているんですが、たとえばこの曲を7月18日のライブで演奏すると仮定したら、その日は鍵盤がいない。しかも、どの曲もバンドサウンドにアレンジすることが予想されているから、新しい形で提供していくことになると思います。今回のライブでは、楽曲がどんな形に変わっても楽しいということを知って欲しいなと思っています。
−−既成の枠を取っ払い、より楽曲や表現としての自由度を増してくことこそ、ライブならではの楽しさや醍醐味ですからね。
そうなんです! 今回が同期を一切使わずに生演奏だけなので、来てくださる方々も、耳で覚えてるCD音源とは違う感じで、それぞれの曲たちを全部新曲くらいのキモチで楽しんでもらえると嬉しいです。そして、必ず格好いい音楽をお届け出来ると思うんで、そこは心配せずに遊びに来てもらいたいなと思っています。
−−今のyozuca*さんって、音楽を楽しむ意識が、やたら強くないですか?
今は、すごく音楽に対して素直なキモチで、いろんなことにチャレンジしていきたいと思っています。それは、サウンド面も然り。CD通りじゃなくても、勢いのあるサウンドを出せるということを、みんなに知ってもらいたいなと思っています。そういうことが出来るのも、ソロ・ライブならではのことだと思うんですよね。いろんなイベントへ呼んでいただいて歌うときは、CDの音をお届けすることを心がけながら歌っているから。今回のソロ・ライブでは、それとは違う、ちょっとガーリーなテイストを持ったロックな感じにしたいと思っています。
このアルバムの着眼点が突飛なのかな……?
−−「ガーリーなテイストを持ったロック」。それ、今回のライブの大きなキーポイントになる言葉じゃないですか?
そうですね。どちらかと言うと、普段の自分は、割とガーリーなロック・テイストの曲を作っているという意識もあったんですが、今回のライブでは同期を一切使用しないって事も決まったので、それならば勢いで決まっちゃったライブという所も加勢して(笑)、これまでとは全く違うアレンジもアリなんじゃないか!むしろノリで楽しんじゃえ!という事で、全曲ガーリーなロックテイスト感じるバンドサウンドにリアレンジしてお届けしようじゃないか!という流れになりました。なので、本当に今回はいろんな意味で新しいチャレンジのライブになると思います。だからyozuca*の代表作である『サクラサクミライコイユメ』や『サクライロノキセツ』も、新しいアレンジにして、今回お届けしようと考えています。あの曲たちを筆頭にyozuca*の楽曲の数々がどんな風になっていくのか、楽しみにしていてほしいです。わたし自身も、ギター2本のバンドサウンドを軸に据えることで、原曲がどう変わっていくのか、とても楽しみです。
−−さっきも話に出ていましたが、『ハルウララ〜♪』が、現時点では、yozuca*さんの最新音源になります。
これは「花咲くいろは」のイメージアルバム『湯乃鷲リレイションズ』に収録した曲。 物語に登場するキャラクター・松前皐月さんのイメージソングを、わたしは担当させてもらったんですけど、自分が今年掲げている“楽しんでいく”という意識と、天真爛漫で、割と自由に気ままに人生を楽しんでいる松前皐月さんの気持ちとが重なりあい、歌詞も全く悩むことなく書き上げました。
−−松前皐月さんって、ヒロイン松前緒花のお母さんですよね。母親役のキャラソンというのも、すごいことじゃないですか?!
わたしも、そう思いました(笑)。プロデューサーさんいわく「yozuca*さんの提供してくださった楽曲こそ、すごくいい答えになっていた。このアルバムの中に、松前皐月を取り上げたことは、すごく良かったなと思っています」と、後でわたしに言ってくださりました。その言葉がすごく嬉しかった。聴いてくださったみなさまもそう思っていただけると嬉しいのですが……。
−−母親のキャラクターソングは十分有り。その新しい扉を開いたのって、後々、伝説になっていきそうなことかも知れないですね。
むしろ、このアルバムの着眼点がステキで、物語の舞台になっている旅館「喜翆荘」のイメージソングもあるんです。このアニメはとても面白く、わたし自身も夢中になっていました。こうしてイメージアルバムに参加させていただけたことは、すごく嬉しかったです。
「やりたいこと」がどんどん出てくる。
−−そう言えば「nicommunication」の中でyozurino*が来年で結成10周年を迎えることを語っていませんでした?
そうなんですよぉ!! yozurino*も来年10周年なので、そちらもいい感じに展開していきたいなぁ……という話を、rinoちゃんとしています。実際、CooRieのrinoさんからはたくさんの刺激をもらっていますし、一緒に歩んできた気持ちもありますからね。本人たちは何かをやりたくてウズウズしてるので、ぜひ何かしらやりたいですね。これも、生放送中に言っちゃえばいいのかな(笑)。
−−有りだと思います(笑)。10周年と言えば、yozuca*さん自身も、確か来年で…。
わたし自身も、来年10周年。今年掲げた“楽しむ”というテーマが、来年の10周年へ向けて走っていくためのいいきっかけになるような予感がしているし、自分の気持ちも、高まり続けながら、来年へ向かっていけそうな気がしています。
−−まだまだ、やりたいことはたくさんある?
何年もやっていると、いろいろやり尽くしたんじゃないかと思われがちなんですが、やり尽くしたなんて、全く無くて逆に、やりたいことがどんどん出てくるんですよ。みなさんもそうだと思うんですが……。そのときどきで、必ず何かしらの目標があり、そこに向かって、みなさんも走ってらっしゃると思うんですよね。わたしも、まったくそれと同じで、1年ごとに新しいチャレンジを続けてきているし、これからも、それを続けていきたいなと思ってます。
ガーリーロックなスタイルにリ・アレンジ!
−−今、目の前にある新しい目標となるのが、7月18日・渋谷スターラウンジでのワンマン・コンサートになるわけですね。
そうです。先にも話したように、ガーリーロックなバンドサウンド・テイストになるので、まずは、何の曲をやるかをみんなで出しあいながら選曲しつつ、音合わせをするのが、今から楽しみでしょうがないですね。
−−この日は、新旧関係なく、いろんな楽曲を楽しめそうでしょうか?
今回は『レコ発記念』ということではなくて、ホントに「ライブを決めちゃいました!」というノリなので、もう古い曲から最近の歌まで、ひと通り演奏したいなという欲があるんですよね。
−−ガーリーなロック・スタイルで試してみたい楽曲も、いろいろとありますよね?
最近作った曲は、ぜひやりたい。そして、過去の曲も最近は歌っていない曲もたくさんあるので、今回、ガーリーロックなスタイルにリ・アレンジしてお届けできればいいなと思っています。
−−過去の曲たちと言っても、yozuca*さんの場合、オリジナルから提供歌まで入れると、かなりの曲数がありますよね。
9年間の歴史が……(笑)。今回は選曲に一切の縛りがないので、そこも楽しみでしょうがないです。
−−エキサイトアニメや、Peak A Soul+の公式携帯サイトでも、当日までいろいろ記事として追いかけていきますから。同時に「nicommunication」を通し、どんな報告をしてくれるのかも楽しみにしています。
歌を通したyozuca*は知ってても、キャラクター的な意味での“人となり”は、今までブログで書くくらいしかやってないので、この番組では、ぜひパーソナルな部分も出していきたいと思います。こういう“あっけらかぁ〜ん”とした姿も出していこうと思ってます! ライブもニコ生も「Enjoy精神」で頑張ります!
TEXT:長澤智典 |