エキサイトアニメトップ > インタビュー > SPYAIR『サムライハート(Some Like It Hot!!)』リリース

現在、テレビ東京系アニメーション「銀魂」のエンディングテーマとしても流れているSPYAIRの歌う『サムライハート(Some Like It Hot!!)』。着うたを配信しているレコチョクアニメチャートでは、4月23日週でウィークリー1位を獲得!! 着うたフル総合チャートでも、5月23日付けでデイリー2位を記録し、すでに高い支持を集めている。
その『サムライハート(Some Like It Hot!!)』が、6月8日にシングルとなって発売。前回のインタヴューも含め、ぜひ、SPYAIRの魅力を感じてください。

メンバー内で「銀魂」のコミックスを回し読みしています。

テレビ東京系アニメーション
「銀魂」エンディングテーマ
SPYAIR 『サムライハート
(Some Like It Hot!!)」』
2011年06月08日発売
■初回生産限定盤(DVD付)
1,500円(税込)
AICL-2251/2252

■初回仕様限定盤
1,200円(税込)
AICL-2253

■2011.10.30(日)
日比谷野外大音楽堂
ワンマンライブ決定!!

■関連リンク
SPYAIR OFFICIAL WEB SITE

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『Last Moment』リリース

−−『サムライハート(Some Like It Hot!!)』はアニメ「銀魂」のエンディングテーマとして作成。でも、歌詞を読んでると、アニメの世界観に寄り沿ってというわけじゃないですよね。楽曲自体は、最近制作したものなんですか?!

UZさん(以下 UZ):『サムライハート(Some Like It Hot!!)』は、昨年の夏頃に作った曲。もともとは、アルバム用に作った1曲だったんです。けれど、今回「銀魂」のタイアップの話があり、この曲を出したら、決定して。それから、少しだけ直して出来上がった曲です。!

−−じゃあ、もともと「銀魂」の世界観は…。

UZ:ぜんぜん関係なかったです。話をいただいてから、漫画を読んだり、アニメを観たり……。それまで「銀魂」の存在は知ってたんですけど、触れたことはありませんでした。

KENTAさん(以下 KENTA):そうだね。普段から漫画は読むほうですが、なかなか「銀魂」に触れる機会はなかった。ただ、今回のタイアップ話をいただいてから、コミックスを揃えて読み始めたんですけど、今や、すっかりハマッてます。

IKEさん(以下 IKE):今、メンバー内でコミックスをまわしながら、みんなで読み漁っています。俺は、けっこう好きな漫画っすね。

KENTA:「銀魂」は、電車の中で読んじゃ駄目ですね。ニヤッとしっぱなしです。あれは、マジにヤバイよ。

−−ENZEL☆さんは「銀魂」読んでました?!

ENZEL☆さん(以下 ENZEL☆):僕も、メンバー内でコミックスを廻し読み始めてから読み出したんですけど……。これ、メチャクチャ面白い、なぜ、今まで気づかなかったんだと、ちょっと後悔しながら。今、読み漁っています。

「BLEACH」「銀魂」と、いいアニメ作品と出会っている。

−−「銀魂」と言えば、とてもファン支持の高い作品ですよね。

IKE:今、すごい人気ですよね。アニメも再開し、新シリーズが始まって、すっごいボルテージも上がっているし。海外の「銀魂」ファンからもリアクションが届いてくるくらい。

−−2ndシングル『Last Moment』が、アニメ「BLEACH」のエンディングテーマに起用。そして今回の『サムライハート(Some Like It Hot!!)』が、「銀魂」のエンディングテーマとして絶賛放送中。いいアニメ作品と出会っていますよね。

KENTA:ホント、ありがたいことです。

IKE:アニメファンの人たちからのリアクションも、かなりありますからね。「BLEACH」が好きでSPYAIRのファンになり、今回も「銀魂」のテーマ曲を手がけたことから『サムライハート(Some Like It Hot!!)』も同じように支持してくれたりで……。ホントにありがたいです。

−−やはり、「BLEACH」のエンディング曲『Last Moment』をきっかけに、SPYAIRのファンになった方も多いんですね。

KENTA:「BLEACH」「銀魂」と、アニメ繋がりでSPYAIRのことを知り、そこからファンになった方も多いです。

IKE:さっきの海外からのリアクション話じゃないけど、アニメって、今や世界的に支持されているものじゃないですか。僕らにも「BLEACH」や「銀魂」を通してSPYAIRのことを知ってくれた海外のファンたちからの声がたくさん届くようになってきました。そういうのは、自分らだけの活動じゃ無理なことだから、アニメーションから世界へ向けたいい入り口を作っていただけたのは、ありがたいことなんですよ。

「銀魂」の話があったから「サムライハート」という言葉が生まれた。

−−じつは「サムライハート」というタイトルや言葉を捉えたときに、これは「銀魂」絡みから生まれた言葉かな? と想像を巡らせていたんですよね。

MOMIKENさん(以下 MOMIKEN):あっ、その言葉は「銀魂」の話が決まってから考えました。その他の歌詞は、この曲を作った昨年の夏頃に書いたものです。

UZ:サビの最後で、♪〜Hey!Hey!サムライハート(Some Like It Hot)!!〜♪と歌うんですけど。そこの部分は「銀魂」のタイアップが決まったあとに付け加えました。「銀魂」の曲としてシングル発売になるんなら、何かドカ〜ンとしたメロディーや歌詞、フレーズが欲しい!! という話になり、あとで、その部分を付け足したんですよ。

IKE:たぶん「銀魂」のタイアップ話をいただくことがなかったら“サムライハート”という言葉自体が生まれていなかった。ダブルミーニングとして入れた「お熱いのが好き」という意味を持った「Some Like It Hot!!」という俺ららしい言葉も生まれてなかったと思う。むしろ、このサブ・タイトルまでを含めて、俺らはすごく気に入っています。

−−確かに、言葉のインパクトはすごくあります。

IKE:インパクトはある言葉ですよね。しかも頭から、みんなで♪〜Hey!Hey!サムライハート!!〜♪と歌える曲にもなったからね。

−−「サムライハート」と「Some Like It Hot!!」をひっかける巧みさも、さすがです。

MOMIKEN:これ、みんなで曲の話をしているときにサムライハートって、ちょっと空耳的に聴くとSome Like It Hot!!に聞こえないかな? という会話が生まれてきて。しかもその意味はSPYAIRというバンドを象徴する言葉でもあったことから、ダブルミーニングを持った言葉として『サムライハート(Some Like It Hot!!)』というタイトルにしたり、その部分を歌詞にも持ってきたわけです。

−−MOMIKENさんは、以前から「銀魂」は読んでました?!

MOMIKEN:僕も、今回の話が決まってから読み始めたんだけど。作品を読んでくと、「『サムライハート(Some Like It Hot!!)』に詰め込んだ、孤独感を打破してくという歌詞が、アニメの世界観にもすごく合うんだな」ということに、後から気づけました。ちなみに♪〜Hey!Hey!〜♪は、楽曲を作ったUZがデモ音源を持ってきた時から、(歌詞に何度も出てくるHey!Hey!の)ここに、このHey!Hey!という言葉を入れたいんだ! というアイデアとして出ていた言葉でした。

星空の下、爆音で流しながら、みんなで酒を呑んだりとかね。

−−2曲目には、駆け上がるような疾走感を持った『Crazy』を収録。

UZ:1曲目に『サムライハート(Some Like It Hot!!)』が決まり、2曲目の話になったときに発売が夏に近い季節だし、少しデジタルな要素を持った、クラブで流れるのが似合う音楽があると自然と身体も揺れてくるし、もっともっと盛り上がれる気持ちにもなっていけるからいいんじゃないかな? ということから『Crazy』を持ってきました。

IKE:言われたように、駆け上がるような疾走感を持った曲ですからね。だけど、この楽曲、2年くらい前にレコーディングしたものですよ。

−−2年前と言えば、ENZEL☆さんはメンバーには入ってない時期?!

ENZEL☆:ちょうどSPYAIRのサポートに入った時期でした。この楽曲を作っている頃も、一緒にレコーディング合宿へ参加し、いい作品が出来上がるんだったら、俺、一生懸命ご飯を作るよと、スタジオで言ってた記憶がありますから。

IKE:あっ、そうだったよね。この曲は、河口湖にあるスタジオへ合宿しながら収録したんですよ。この曲を聴くと、その頃のことも思い出しちゃいますね。

UZ:ああいう自然に囲まれた環境でレコーディングを行えるって、すごく落ち着くんですよ。俺、けっこう田舎育ちというのもあって、逆に、自然に囲まれた環境の中で音楽制作をやったほうがはかどると言うか。普通、スタジオ作業って言ったら、地下の汚いところで……というイメージがあるんだけど。河口湖で収録したときは、緑に囲まれ。しかも天気がいいと、富士山も見えるような環境。そこで、思いきり音楽を演奏できる生活が、ホント楽しかったですね。

KENTA:出来上がった音楽を、星空の下、爆音で流しながらみんなで酒を呑んだりとかな。

この歌詞は、3月11日に起きた東日本大震災後に書きました。

−−3曲目には、『LINK IT ALL』を収録。この曲を作ったのは、上京後ですよね。

UZ:今年の3月後半頃に書いた曲です。楽曲を作って、レコーディングをして、リリースする。それを、ものすごく早い感覚でやりました。

−−『LINK IT ALL』のメロディーには、気持ちをグッとつかむ哀愁味があふれています。

UZ:『サムライハート(Some Like It Hot!!)』や『Crazy』は、研ぎ澄ました音の中、こうやったらセンスいいだろうとか、音楽的にいろいろこだわりを持ちながら、かなり突き詰めたうえで作り上げた曲たちなんですね。だけど『LINK IT ALL』は、自分の中から出てきた想いを、そのまま素直に投影した楽曲です。だから自分にとっては、そのときの気持ちを素直に作品に出来た歌だなと思っている。

−−楽曲のアレンジ面からも、気持ちをグッと掻き立てゆく魅力が解き放たれています。

UZ:こういう8 BEATの曲は、シンプルゆえに難しいところがあって、アレンジの仕方によってはアマチュアっぽくなっちゃうんだけど……。この歌に関してはとくに、どうメロディーを活かすかへ重点を置いたと言うか。そこしか考えていなかったように、歌詞とメロディーが、聴いた人の心へ届くように作っていった曲なんですよ。そういう点でも、メンバーみんな表現面でも成長したと言うか。こういうシンプルな曲でも、しっかり、いい作品にできるんだなという自信に繋がった曲ですね。

−−歌詞には、どんな想いを詰め込んだのですか?!

MOMIKEN:この歌詞は、3月11日に起きた東日本大震災の後に書いたんですよ。あの震災が起きたあと、メンバーとスタッフみんなで、今の自分らに何が出来るんだろう? ということを何度も何度も話しあいました。それこそ、音楽活動とは違うけどボランティア活動に行こうかとか、本当にいろんな角度から考え、話しあってきました。そんな中、今の自分たちにしか出来ないことって何だろうと考えたときに辿り着いたのが、想いを楽曲に詰め込んで発信していくことでした。だからこの歌は、メッセージソングになったわけなんです。

とにかく「聴いて欲しい」。

−−最後に、ひと言ずつメッセージをいただいて、今回のインタヴューをシメようか。

ENZEL☆:4枚目のシングル作品『サムライハート(Some Like It Hot!!)』を通し、また新しいSPYAIRの一面を観られると思うんです。作品を出すごとに少しずつ変わってゆく面を、今度はライブで体感してもらえたらなと思っている。なので、ぜひシングル作品を聴いて。そのうえで、ライブにも遊びに来てください。

KENTA:1stシングルの『LIAR』の頃から考えると、だいぶ生々しいサウンドになってきていると思う。そうして作品を出すごとに、バンドとしてすごいグルーヴを出せるようになってきているSPYAIRを、これから先も、もっともっと楽しんでいってほしいです。もちろん、『サムライハート(Some Like It Hot!!)』も聴いてもらいつつ、次の作品も期待していてほしいです。

MOMIKEN:『サムライハート(Some Like It Hot!!)』は、当然、熱の籠もったいい作品なんですけど。今のSPYAIRの一番タイムリーな気持ちを書いた『LINK IT ALL』も、ぜひ聴いて欲しい。とにかく、手に取って聴いてくれたら、それが何よりも嬉しいです。

UZ:『サムライハート(Some Like It Hot!!)』をきっかけにSPYAIRのファンになった人に対してなんですが。今まで出したSPYAIRの楽曲や、これから出すだろう新しいSPYAIRの音楽にも、ぜひ興味を持って欲しいんですよ。どの作品も、聴いたら絶対に“格好いい”と言わせる自信がある。なので、もっともっと、いろんなSPYAIRの作品に触れてください。

IKE:ぜひ、みんなに聴いて欲しい。今は、そういう想いだけなんですよ。とにかく聴いて欲しい! それ意外は、もう何も言うことはないっすね。

TEXT:長澤智典

 
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