3月12日より全国ロードショーが決定した、「劇場版 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段」。原作者・尼子騒兵衛先生から始まったリレーインタビュー第2段(弾)は、乱太郎を演じる高山みなみさんです。
今、「忍たま乱太郎」がブームなんですって!?
『劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』3月12日(土)より全国ロードショー!
原作:尼子騒兵衛「落第忍者乱太郎」(朝日新聞出版刊)
監督:藤森雅也/ 脚本:浦沢義雄
声の出演:高山みなみ 田中真弓 一龍斎貞友 他
制作:総合ビジョン/アニメーション制作:亜細亜堂
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2011 アニメ版「忍たま乱太郎」製作委員会
◆作品概要
夏休みが終わり、忍たまたちが忍術学園に登校してきた。乱太郎、きり丸、しんべヱが一年は組の教室に行ってみるとそこは大騒ぎ。喜三太がいない。手違いで六年生の宿題にあたってしまった喜三太。その内容は「オーマガトキ城主のふんどしをとれ」だった。オーマガトキ城は合戦の真っただ中。学園長の号令で喜三太を救出に向かうことになった忍術学園の面々、全員出動!
■関連リンク
公式サイト
リレーインタビュー第一段『原作・尼子騒兵衛』 |
−−「忍たま乱太郎」のテレビ放送がスタートし、まもなく(2011年4月で)19年目へ突入しようとしています。今や、高山さんにとってもライフワーク的な作品になってるのでは、と思うのですが。
そうですね。制作に関わってくださってる方々も、キャストのみなさんも、今やすっかり“家族”みたいな関係です。「忍たま乱太郎」の場合、半年間収録し、半年間お休みする形でなんですが、冬が近づくと、「またそろそろ「忍たま乱太郎」の季節がやってきた」という気持ちになります。
−−以前にも、短編の劇場版アニメで上映になっていますが、長編での劇場版アニメ上映は、今回が初になります。
前回、短編ながら映画化されたのが96年のことですから、今回の劇場版アニメ映画化が決まったときには、「えっ、ホント?!」と驚いてしまいました。しかも、「今、「忍たま乱太郎」がブームなんです」と言われ、「えっ、そうなんですか?!」と、演じてる自分たちのほうが驚いたくらいなんです(笑)。
−−演じてる当人たちは、あまりそこの自覚はなかったと。
ここ数年で、ドラマCDが出来たり、ゲームが出来たり、ミュージカルになったりしているので、キャスト陣の間でも「最近、いろんなアイテムが増えてるね」という話はしていたのですが、まさか、長編劇場版になるほどの盛り上がりを見せていたとは…。いわゆる、キャーキャー言われるような作品ではないから、それが嬉しい驚きでした。
−−「忍たま乱太郎」の場合、小さい頃に見ていた人が、今や親となり、親子二代で一緒に観てたりしますからね。
それが一番嬉しいですね。レギュラー放送は10分間ですけど、今回は長時間たっぷり観られるから、見応えもあると思います。
1年は組は最強クラス?!
−−「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段」には、歴代の「忍たま乱太郎」を彩った、数多くのキャストたちが登場します。
総勢50人超えでしたね。それでも、まだ全員ではないですから、一体、全員となると、どれくらいの人たちがこの作品を彩ってきたんでしょう。
−−「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段」でも、“1年は組”のメンバーたちは大活躍します。
は組は、もう大活躍ですね。いつも一緒に行動しているは組ですが、今回は全員一緒にではなく、それぞれ散らばりながら行動しているんです。それって、過去を振り返っても大変珍しい形だと思います。
−−ぜひ“見どころ”を教えてください。
やっぱり「みんなの頑張り」。原作のタイトルも「落第忍者乱太郎」なので、は組は“落ちこぼれ組”って言われてますが、実は、ぜんぜん落第生なんかじゃない。1年は組のみんなは、すごいと思います。その活躍ぶりを、またまた劇場版を通して見せつけられたなと思いました。
−−1年は組の仲間のたちの結束力は、すごいですからね。
あれは、すごいです。普段から、ホント仲良いですからね。
−−誰かが困ったら、かならず、みんなで助けに行きますし。
そう。だから1年は組って、忍術学園の中では最強のチームワークを誇る、最強のクラスだと私は思っています。
−−高山さんはそういう姿を、演じながら、ずっと側で観続けてきたわけですもんね。
そうですね。最近では、先輩たちもけっこう物語に出てくるようになりました。でも、「先輩たちよりも、は組のみんなのほうが出来るじゃん」と思ってしまうんです。そこには、自分たちで演じているから「は組のメンバーが可愛くて可愛くて仕方がない」という、深い思い入れもあるんでしょうけど(笑)
設定は決してふざけてないんです
−−「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段」では、忍術学園の夏休みの宿題に関するとあるハプニングから、とんでもない自体に物語が展開していきます。
そうなんです。でも、は組の仲間たちの、あの“緊張感の無さ”は最高ですね(笑)。たとえ、大変な事件が起きても、明るくのほほんとしていて、は組の仲間たちの、いい意味で緊張感を削いでゆく姿が、私は大好きなんです。
−−今回の作品は「戦(いくさ)」が舞台になっているから、最初はシリアスな雰囲気から幕を開けていきますが…。
中に出てくるセリフによっては、「戦についていろいろ考えさせられる面」もあるんです。でも、いつもの「忍たま乱太郎」の世界からはけっして外れていないので、すごく楽しめる作品になっていると思います。
−−乱太郎も、けっこうシリアスに頑張ってゆく場面も出てきます。
やっぱり乱太郎は、やれば出来る子なんですよ。
−−乱太郎を演じながら、彼の天真爛漫で健気な姿に気持ち励まされることもあります?
大いにありますね。シリーズが始まったばかりの頃は、“乱(乱太郎)・きり(きり丸)・しん(しんべヱ)”みんな、本当におバカさんなキャラクターだったんですけど、シリーズが進んでいくうちに、3人の中でも役割分担がはっきりしてきましたし、性格面でも、それぞれの個性が明瞭に見えてくるようになってきました。そんな彼らの姿に励まされることは、本当に多いと思います。
「忍たま乱太郎」にはめずらしい格好いいシーンも!?
−−18年間、「忍たま乱太郎」に関わってくると、いろんな感想の言葉をいただく機会も多いんじゃないですか?
よく聞くのが、「子供と一緒に観ています」という声です。しかも最近では、「私も子供のときに観てましたけど、親になった今は、自分の子供と一緒に観ています」という声が増えているんです。それは、すごく嬉しいことですよね。出来るならその感想の声を、三世代・四世代(笑)に渡って聴けたらなと思っています。
−−長年愛され続けている作品と一緒に歩んでいける。それって、素敵なことですよね。
すごく素敵なことだと思います。
−−は組の仲間たちとの関係性。先生と生徒たちとの心の交流。そこにも、理想とする学校の姿を感じてしまいます。
今の学校には、忍術学園のような姿が希薄になっているのかな。だからそう感じる方が多いんですかね。先生と生徒の関わり方、生徒どうしの…先輩やお友達との接し方や関係性の作り方はすごく素敵だと感じていますし、子供たちにも観て欲しいと思います。
−−「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段」にも、そういう関係性は深く投影されています。
先輩や先生たち、は組の仲間たちとの信頼関係であるとか、そういう要素が、物語のアチコチに散りばめられているから、観てて“ほっこり”するのだと思います。私は、そこが好きなんです。もちろん、忍者物らしい格好いいシーンも今回はたくさんありますよ。先生たちも、先輩たちも。もちろん、は組の子供たちも格好いい。でも、どっかでちょっとずっこける(笑)。そういう要素が「忍たま乱太郎」には必要不可欠なんです。
−−最後に、高山さんから、「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段」の見どころを、改めて語っていただけますか。
今回は、いつもの10分間の物語とは違い長いお話になりますが、最後の最後まで飽きずに観ていただける作品になっていると思います。そして、見終わったあと“ほっこり”とした気持ちになれると思いますので、ぜひ劇場まで足を運んでください。よろしくお願いいたします!
TEXT:長澤智典
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