エキサイトアニメ独占インタビュー
12月17日に、サイキックラバー待望の新作シングル『LOST IN SPACE』がリリースになった。この楽曲は、アニメ「TYTANIA−タイタニア−」のエンディングテーマへ起用中。さらに1月からは、C/Wに集録した『PRAYER−somewhere on the planet−』が再びエンディングで流れることが決定。まさに「TYTANIA−タイタニア−」と共に、ふたたび大海へ乗り出したサイキックラバー。1月には東京で、2月には大阪で久々のワンマンライブも決定。もちろん、エキサイトアニメ公式ブログ「サイキックラバー YOFFY's Psychic Blog“犬死には御免だぜ!”」と「サイキックラバーIMAJOブログ 呼ぶときは“じょー”って呼んでねー☆」も、よろしくですっ!!!
「TYTANIA−タイタニア−」を手がけた石黒昇監督は、いい意味で「今のアニメ界の流れとは逆に攻めよう」という”アンチテーゼ”的な意識を持っている方なんです。
●『LOST IN SPACE』

サイキックラバー
NOW ON SALE
価格:\1,260(税込)
COCC-16213
発売元:コロムビアミュージックエンタテインメント

01.LOST IN SPACE
02.PRAYER -somewhere on the planet-
03.LOST IN SPACE(オリジナル・カラオケ)
04.PRAYER -somewhere on the planet-(オリジナル・カラオケ)
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−−現在NHK BS2で放送中のTVアニメ「TYTANIA−タイタニア−」エンディングテーマへ起用中なのが、最新ナンバー『LOST IN SPACE』。まずは、「TYTANIA−タイタニア−」のテーマ曲を手がけることになったきっかけから教えてください。
YOFFY:この「TYTANIA−タイタニア−」は、「銀河英雄伝説」というアニメ作品の金字塔とも言えよう歴史に残る作品の世界観を踏襲した物語。その作品の、楽曲コンペへ声をかけていただけたのがきっかけでした。もちろん、主題歌を手がけるつもりで楽曲を制作。最終的に、サイキックラバーと高取ヒデアキさんの楽曲が選ばれ。そのうえで主題歌として決定したのが、高取さん制作、錦織健さんが歌った『あの宇宙を、征け』だったというわけなんです。
−−スケール感あふれる歌とはいえ、主題歌が“聴かせるナンバー”というのも、なかなか乙な展開じゃないですか?
YOFFY:「TYTANIA−タイタニア−」を手がけた石黒昇監督が、いい意味で昔気質な人と言いますか、「今のアニメ界の流れとは逆を攻めよう」という“アンチテーゼ”的な意識を持っている方で、「主題歌もあえてバラードでいこう」となり、僕らが主題歌用に制作した『LOST IN SPACE』がエンディングテーマに起用になりました。
−−この『LOST IN SPACE』、“疾走感や躍動性を持ちながらもメロディアス”で、とてもサイキックラバーらしい楽曲へ仕上がってますよね。
YOFFY:「銀河英雄伝説」の音楽と言えば、クラシカルな世界観をイメージされる方も多いと思いますが、「TYTANIA−タイタニア−」は、ここから新たな物語の歴史が始まるわけですし、この作品を通し「銀河英雄伝説」を後追いしていく人たちだって実際にいると思うんです。ならば、「僕らが新しい色をここから描き出そう」「自分たちがTYTANIA−タイタニア−の歴史に最初の一歩を刻むに相応しい歌にしよう」という思いのもと、あえてサイキックラバーらしいスタイルを提示しました。結果、かなりクラシカルな世界からは離れた楽曲になってますけど(笑)、それもまたアンチテーゼなスタイルかなと思っています。
IMAJO:YOFFYの作り上げたデモ音源を聴いたら、完全に“ロック”してましたからね。しかも今回は、エレクトロニカな要素を導入。ならばと、ギター・サウンドでいかに重量感を加えていけるかを、僕自身は心がけながら演奏していきました。
YOFFY:今回は、打ち込みのドラムやシンセベースを使ってるんですね。だから、ディストーションが響き渡るギターの音とヴォーカルを抜いたトラックだけを聴くと、まるで重低音の効いたクラブ・ミュージック風なんですよ。そこもまた、面白いスタイルとして仕上がったと思います。
中身はしっかり作品とリンクしている。そうするからこそ、共感を得ていけるんだと思います!
−−歌詞は、「TYTANIA−タイタニア−」の世界観へ寄り添いあった思いが綴られています。
YOFFY:歌詞を書く前に原作を読みながら世界観を崇高。いつものようにパーソナルな感情は抑え、「TYTANIA−タイタニア−」という群像劇をとても俯瞰的に見た世界観として描きました。だから、いつものような“応援歌”的な要素は一切ないというところが、これまでの楽曲とは一番違うところですね。
−−むしろ、「TYTANIA−タイタニア−」の持つ世界観へ、さらに情熱的なドラマを描き加えているような印象でした。
YOFFY:この物語には、“滅びの風に向かって”“陰りを迎えた世界”というキーワードがあるんですけど、そこは歌詞の中へも上手く表現できたと思います。同じくC/Wへ収録した『PRAYER−somewhere on the planet−』に関しても、“散りゆく花”というキーワードへ寄り添う形で描写。2曲とも「滅びに向かってゆく世界」に対する憂いな思いを描いた内容に仕上がりました。
−−そうやって物語にリンクした世界観を描いているからこそ、「物語にもしっかり寄り添っているんだな」という印象も、強く受けるんでしょうね。
YOFFY:サウンド面では、「銀河英雄伝説」の軸となっている世界観からは逸脱した流れを作りましたけど、歌詞やメッセージ面では、しっかり「銀河英雄伝説」や「TYTANIA−タイタニア−」とはリンクしている。そうするからこそ、共感を得ていけるんだと思います。
−−そう言えば『PRAYER−somewhere on the planet−』って…。
YOFFY:実はこの歌も、「TYTANIA−タイタニア−」の2ndクールからのエンディングテーマ曲として流れます。もともとこの歌こそエンディングテーマ用に制作していたので、はまるべき場所にしっかりはまったかなという印象も覚えています。
IMAJO:『PRAYER−somewhere on the planet−』のギターに関しては、かなり音数を重ねてます。アコギを入れたり、クランチっぽいギターの音を入れたりなど、いつもとは違い、あまり歪んでない音で構成しているのも聞きどころになっています。あと面白いのが、ずっと音が持続する特殊な機材を使って演奏しているところなんですよ。
YOFFY:E-BOWという機材なんですけど、これ、内蔵されているコイルの回転により弦が振動して音が出るという仕組みなんです。
IMAJO:ヴァイオリンの弓で作り上げる振動音を、電気的に起こしてるということなんですけど、これを使うと特殊なニュアンスの音を出せるので、結果的にあの音で、楽曲の持つ哀愁性を上手く引き出せたとも思っています。
ヴォーカリストの気持ちがわかりました!
−−サイキックラバーの近況も聞かせてください。
YOFFY:このシングルが12月19日発売になるんですけど、それに先駆け、12月4日に発売となるNINTENDO DS用ゲームソフト「ブレイザードライブ」の中で、主題歌『Blaze Out!』を手がけています。それと、12月中旬には初のブラジルでのイベント・ライブへも出演してきます。
IMAJO:さらに、久しぶりとなるワンマン・ライブも決定しました!日程は、1月24日(土)HOLIDAY新宿と、2月8日(日)HOLIDAY大阪の2本。こちらも楽しみにしていてください。あと、個人的なことなんですが。じつは「炎神戦隊ゴーオンジャー」の中で、僕は挿入歌『害悪産業革命宣言』を歌っています。
−−えっ!?IMAJOさん歌ってるんですかっ?
IMAJO:自分で作ったデモ音源では、もちろんみずから歌ってますし、下手の横好きという感じで、唄うのは好きなんですけど。。。それでもまさか、自分で音源化される楽曲を唄うとは…。
YOFFY:曲を作ってるときは、自分で唄うなんて予想してなかったでしょ(笑)。
IMAJO:そう。最初に話が出た時点では、ケガレシア役の及川奈央さんが唄うということで楽曲を制作してたんですけど、なぜか途中から、「ジャイアンみたいな人が唄う曲にして欲しい」と発注が変更され、「一体誰が唄うんだろう?」と想像を巡らせつつ制作していったら、なぜか自分で唄うことになったという(笑)。
YOFFY:しかもなぜか、俺が及川奈央さんの楽曲を手がけてるし(笑)。だけど今回JOEが唄ったことで、ようやくヴォーカリストの苦労がわかってもらえたようで嬉しかったですね(笑)。
IMAJO:それまでは、よくYOFFYがレコーディング前にハチミツを舐めたり、お酒を控えたりなど、喉のケアを心がけている姿を見ながら、「ヴォーカリストを本職にしてるんだから、そんなことしなくても声出るだろう。ロッカーなんだから、そんな面見せるなよ。出来れば見えないところでやってくれよ」と、実は思っていたんですよ。だけど、いざ自分が唄うとなったときなど、ハチミツを用意するわ、お酒は控えるわ、前日には「早めに寝て睡眠をたっぷり取っておこう」など、喉や身体に良い行動ばかりを心がけながらのぞんでましたからね(笑)。今回で、ヴォーカリストの苦労は本当に実感しました。
YOFFY:ちなみに2月11日には、Project.Rの単独ライブも決定しました!!
関係者のみなさん、エキサイトアニメで僕と握手!
−−今後のサイキックラバーに関してなんですが…。
IMAJO:1stアルバム『サイキックラバー』を出したのが2006年のことだから、そろそろ来年は2ndアルバムを出したいですね。
YOFFY:けっこうシングル作品も溜まってきたし、できれば1枚目は新曲ばかりを集めたアルバムで、もう1枚はシングルやシングル未集録音源を集めたアルバムという、2枚組とかで出したいです。
−−それが実現すること、すっごく願っています。
YOFFY:今「TYTANIA−タイタニア−」はNHK BS2で放送してるけど、もしかしたら地上波の方でも放送される可能性があるらしいんです。そうなったら、もっともっと大勢の人たちに作品を観ていただけるし、サイキックラバーの楽曲にも触れてもらえるよう、さらなる広がりを作れそうですから。
−−あらためて今回発売する『LOST IN SPACE/PRAYER−somewhere on the planet−』に対して、ひと言いただけますか?
YOFFY:2曲とも、今までのサイキックラバーテイストとはちょっと違う新しいサウンド・スタイルを提示しました。しかも、新しいテーマにもチャレンジしているので、その新機軸へぜひ触れてください!実際ヴォーカル面でも、『LOST IN SPACE』は通常よりもキーを半音上げ。『PRAYER−somewhere on the planet−』は、いつもよりも半音下げてというチャレンジをしているので、そこもぜひ感じてください。
IMAJO:サイキックラバーファンなら、すっと馴染み良く入っていけるサウンドでもあるので、そこは安心して楽しんでください。そのうえで、ぜひサイキックラバーのワンマンライブに足を運び、生でその興奮と感動を味わって欲しいですね(笑)。
−−その辺の報告は、それぞれが連載しているブログでも伝えていくんでしょうね。
YOFFY:もちろんです!着々とエキサイトアニメ公式ブログの仲間が増えています。今後もどんどん“アニソン・特撮関係者”の輪を広げていきたいですね。と言うか、この記事を読んでるアニソン・特撮関係の人たち!一緒にエキサイトアニメブログで繋がりあおうじゃないか!連絡待ってるぜ!!
TEXT:長澤智典
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