エキサイトアニメ独占インタビュー

12月29〜31日に「コミックマーケット73」ブースNo.421(ビジュアルアーツブース)の場を通し、9月17日にZepp TOKYOで行ったライブの模様を完全収録したLIVE DVD『Lia Collection Live“THE LIMITED”at Zepp Tokyo 2007.9.17』を限定発売。この3日間のみ販売する同作品は、コミケ限定プレミアムBOX仕様など特典を満載。年内はもちろん、来年以降もいろんな活動が目白押しなLiaさん。今回は、彼女に今年1年間を振り返っていただいた。


Lia/LIAとしての3年間の活動を集約した07年の日々

−−07年は、これまでの活動を集約した年になったそうですね。

振り返る、デビューから3年が経過。アッと言う間な気もするんですけど、この3年の間、すごく沢山のことをやってきたので、いろんな経験を積み重ねてきた実感もすごくあったんです。そうは言っても、これまでは振り返る余裕もなく、とにかく「前へ、前へ」という気持ちで走り続けてきました。そして6月に、『Lia/LIA COLLECTION ALBUM -Special Limited BOX-』を限定生産発売することが決定。その作品用にと、新たに新曲や新録音などを今年初頭から制作を始めたり、収録楽曲を選曲したり。その作業を通して、ようやく自分の歩いてきた道のりを振り返る機会を持つことができました。

−−振り返りながら、どんな思いを抱きました?

もともといろんな音楽に興味を持っていたので、ジャンルという一つの枠に縛られる活動はしたくなかったんです。幸いなことに、いろんなジャンルでのお仕事に出会ったこともあり、わたしも「なんでも演りたい」という好奇心を胸に、様々な音楽スタイルで唄い続けてきました。その間、「Liaは一体どんな歌を唄いたいの?」と聴かれたこともありましたし、わたし自身も、「自分には、どんなスタイルの歌が似合うんだろう?」「わたしは何を唄っていくべきなんだろう」と迷ったこともありました。でもいろんなスタイルで唄っていく中、「ジャンルという枠に捉われることなく、様々なスタイルで楽曲を表現していけるのがLiaの個性なんだ」と思えるようにもなったし、その気持ちを確信させたのが、『Lia/LIA COLLECTION ALBUM -Special Limited BOX-』を製作したことだったんです。



Club Diva LIAとしての姿

−−先にLIAの話になりますが、こちらではClub Styleの楽曲を多数唄ってきました。

きっかけは、今の所属事務所の社長との出会いからでした。LIAとしては、いわゆるClub系という枠の中に属するダンス・ミュージックを中心に唄ってきました。それまでの自分を振り返ったとき、まさか自分がダンス・ミュージックを歌うなんて思ってもいなかったし、初めての挑戦だったんです。中でもLIAとしては、HAPPY HARDCOREと呼ばれる、イギリスが発祥のクラブミュージックのスタイルを中心に唄ってきたんですけど、とにかく、どんなダンス・ミュージックのスタイルであれ、「どれだけ自分らしい歌として昇華し、表現していけるか」に軸を据えながら、これまで表現し続けてきたのは事実です。

−−Club Eventにも多数出演しては、唄い続けてますもんね。

そうなんですね。ライブ活動面でもLIAとLiaでは明確な区別を付けながら表現してこれたのも、すごくいい刺激になっています。

アニメ・ゲームの世界に溶け込むLiaの姿

−−そしてLiaですが、こちらではアニメやゲーム作品とのタイアップ関係も多いことから、本当に多種多彩な楽曲や声色を描き続けてきました。

先にも軽く触れましたが、音楽を通しわたしを表現していく際の軸としてあるのが、「どんな楽曲でも唄いこなせるプロのシンガーになること」なんです。実際、色々なスタイルの楽曲を唄ってきましたが、その作品や楽曲の世界観をしっかり表現して、更にアーティストLiaとして唄うことを意識してきました。その積み重ねを通し、ファンの方々にも“その幅広さこそLiaの持ち味なんだ”というのを理解してもらえ、ようやく自分のスタイルを確立してきたのかなという実感を覚えています。

−−確かに、ファンの方々はそれらのスタイルをしっかり受け止め、応援してますもんね。

ファンの方々に喜んでいただけるのなら、これからも自分らしさを忘れることなく、幅広くいろんな音楽を唄っていけたらなと思っています。

−−Liaさんの場合、“自分色に楽曲を染めてく”形と、“楽曲の世界観へ自分を染めていく”姿、その2つの表現方法を用いてますよね。

その通りだと思いますし、そのスタイルは今後も変わらず持っていこうと思います。

『鳥の詩』。そしてKeyとの出会い

−−Liaさんのファンの方って、「AIR」で唄った『鳥の詩』の頃からずっと応援し続けてる人が多いですよね。

『鳥の詩』をきっかけにLiaの歌を聴いてくださるようになり、その後もずっとアーティストLia/LIAともに聴き続けてくださってる方がホントに多いです。

−−「AIR」を制作したKeyさんとは、今でも深い繋がりを持ちながら仕事を続けてますしね。

ホントそうですよね。Keyさんとのお仕事を通しても、今の事務所の社長と知り合ってからもそう。すべてがいい巡り合いになってますし、「出会いって大切なんだな〜」と感じることが多いんです。お仕事に限らず、人って、助け合い繋がりあいながら生きてくものですし、正直Keyさんと初めてお仕事をしたときは、こんなにも長くご一緒させていただくなんて想像もしていなかったので、こうやって長くお付き合いしていけるのも、素敵なご縁だな〜と思ってます。

『Lia/LIA COLLECTION ALBUM -Special Limited BOX-』を振り返って

−−限定生産商品として発売した『Lia/LIA COLLECTION ALBUM -Special Limited BOX-』が、すでに完売。現在は、『Lia COLLECTION ALBUM vol.1 Diamond Days』『Lia COLLECTION ALBUM vol.2 Crystal Voice』『LIA COLLECTION ALBUM SAPECTRUM RAYS』と、個別に発売化になっています。ここではあらためて『Lia/LIA COLLECTION ALBUM -Special Limited BOX-』について振り返りたいのですが。『Diamond Days』(2枚組)『Crystal Voice』(2枚組)『SAPECTRUM RAYS』と計5枚の作品を聴いてると、ホント多彩な表情を味わえます。

この作品すべてを聴いた方の中にはきっと、Liaの音楽レンジの広さに驚かれる方もいるかも知れません。でも、少しでも多くの方にLia/LIAというアーティストの存在意義、マルチシンガーという個性にこだわり続けて唄ってってきた全てを感じ取ってもらえればなと思うんです。
おかげさまでCD-BOXが完売になり、ファンの皆さんの問い合わせの声にお応えし、今はそれぞれの作品ごとに発売させていただいてます。当初はまさか自分のコレクション・アルバムを制作できるなんて想像もしていなかったから、形にできたのは夢のようですし、これをきっかけに、より多くの方々に触れていただき、わたし自身も、さらにワンステップ上がれるような活動に繋げていけたらなと思ってます。

−−収録曲を選ぶのは、けっこう大変でした?

このCOLLECTION ALBUMを作るに当たり、今まで唄ってきた楽曲をすべて並べたら、すでに百数十曲あったんですよ。その数には、自分でもビックリでした(笑)。選曲に関しても、スタッフの方々と一緒に「この曲いいよね」「この曲も入れたいよね」「これも入れると、こっちが入らなくなりそうだなぁ」「この曲はファンの人たちの中でも人気が高いし」など、悩みに悩んで選びました。それでも5枚分も選んでるんですけど(笑)。それくらい、みなさんの手元に届けたい楽曲が多かったんです。

−−あらためて作品を聞き直したとき、どんな風に感じました?

ホント「いい曲に巡りあい続けてきたんだなぁ」とあらためて実感しました。しかも楽曲はもちろん、アートワークや写真も素晴らしい内容が満載なので、今は個々で3タイトルの発売になってますので、なるべくたくさんの方に聴いてもらいたいですね。

当日の模様を完全収録したLIVE DVDが完成!!

−−9月17日には、Zepp Tokyoを舞台にCOLLECTION ALBUMの発売記念ライブを行いました。なんと当日の演奏時間が約3時間。それをLIVE DVD『Lia COLLECTION LIVE “THE LIMITED” at Zepp Tokyo 2007.9.17』に、172分も収録しました。

ライブ中は必死だったし、すごく夢中だったんですけど、あらためて振り返ると、「3時間のライブって、やっぱり大変だったなぁ」と思いました(笑)。年末のコミケで発売するLIVE DVDを制作しているときも、何度も映像を観ながら、「たくさん唄ってたんだなぁ」って。なんか人ごとみたいに聞こえますけど(笑)。それくらい、映像に吸い込まれながら観ていた自分がいたんです。

−−今、あのときのコンサートを振り返り、どんな風に感じてます?

あのステージ上には、魂の入ってるLiaがいるなぁと思ったし、お客さんの熱意や愛情も、すっごく感じました。それくらい、たくさんのパワーを得ることのできたコンサートになったと思います。

−−LIVE DVD『Lia COLLECTION LIVE “THE LIMITED” at Zepp Tokyo 2007.9.17』には、その日の模様を余すところなく収録しているんですよね。

カットしたのは、曲と曲との間やMCの一部で、時間にして十数分程度。なので、最初から最後まで、あの日のほぼすべてを収録しました。

−−やはり、カットしたくない気持ちが強かったんですね。

最初は、「途中でディスクを取り替えると、感動や興奮が途切れちゃうから1枚にまとめようか」という意見もあったんですけど、やっぱりすべてを見せたいと思ったし、以前LIVE DVD『Lia 1st Concert Lia's Cafe“Prologue”at Shibuya O-East 2005.1.28』を出したときに、「なんで、すべて収録してくれないんですか?」という声も多かったので、きっとファンの方々も喜んでくれるだろうという思いから、ほぼ完全な形で当日の模様を収録したLIVE DVDとして仕上げました。なので、この映像を観れば、LiaとLIAすべてを体感できますし、次々変わる世界観に、ビックリされる方もいるかも知れませんね。

−−曲調はもちろん、衣装やステージングも次々表情を変えていきますからね。

最初は可愛い感じで出てきたのに、ドレスを着たり、最後にはマイクロミニをはいた派手な姉ちゃんになって出てきたり(笑)。

−−当日は、テーマ性を持った形で楽曲の流れも作ってませんでした?

最初は、アニメ作品のタイアップ歌などを軸に据えた、普段唄っているポップス系の楽曲を中心に構成。続いてが、Key Sounds Label作品を通し唄った楽曲を集めたブロック。そして最後が大文字LIAとしての姿と、大きく3つに分け描きました。それぞれのブロックごとの表情に合わせた衣装にもしているので、そこも合わせて楽しんでもらえたら嬉しく思います。

冬コミでの限定販売。これはぜひ足を運ばねば…

−−LIVE DVD『Lia COLLECTION LIVE “THE LIMITED”at Zepp Tokyo 2007.9.17』は、冬コミでの限定販売になるそうですね。

はい。しかも当日はコミケ販売用に、コミケ限定プレミアムBOX仕様に装丁。中には、Liaのライブ写真をポストカード仕立てに構成した08年のフォトカレンダー。さらに、9月のライブのときKeyの麻枝准さんに新曲を書き下ろしていただき唄ったことを記念し、その日ライブに来て下さった方々全員に配ったイメージイラスト歌詞カードをBOXの中にも封入しました。加えて、中には全員プレゼント用の応募券も入ってたり!ちょっと遅めのクリスマス・プレゼント。もしくは、一足早い福袋のような感覚で楽しんでいただけたら嬉しいなと思います。



12月31日〜1月1日には、カウントダウン・ライブも実施!!

−−12月31日から1月1日にかけては、芝浦にあるStudio CUBE 326で開催になるイベント「2007-2008 COUNT DOWN PARTY!!OTANOID」で、カウントダウン・ステージも行うそうですね。

そうなんです。わたしにとっても初のカウントダウン・ライブになるので、今からすごく楽しみにしているんです。しかも当日の夕方からは、同ビルの別階で、ファンクラブの人たちを対象にした限定イベントも開催(チケットは完売)。きっと中には、コミケ→ファンクラブ・イベント→カウントダウン・ライブと1日中一緒に楽しめる方もいるのかな?わたしも、当日は思いきり楽しもうと思ってます。

08年の新着情報を、一挙紹介!!

−−1月からも、いろんな活動が目白押しと聞きました。

1月7日より放送がスタートするアニメ『GUNSLINGER -IL TEATRINO-』の新シリーズ作品のエンディング曲を歌うことになりました。その楽曲を手がけてくださったのが、Keyの麻枝准さん。
さらに2月発売ですが、『Yggdrasill Minstrelsy -The Eternal Skywalker-』に、ヴォーカル参加しています。これは「ファンタジー」をテーマに、“ヴィジュアル・ストーリー・ミュージック”を一体化し作りあげた作品。詳細は、わたしのHPを見ながら、ぜひ確認してください。他にも、いろいろ発表できそうなことが増えていきますので。

−−さらに、「2007-2008 COUNT DOWN PARTY!!OTANOID」期間限定ブログも、エキサイトでスタートします。

こちらにも定期的に情報をアップしていきますので、ぜひチェックしてください!
http://blog.excite.co.jp/otanoid/

−−来年も、いろんな展開が次々起きていきそうですね。

今年は、これまでの3年間の歩みを集約させた1年間になりました。そこで感じた、いろんな感謝の思いを糧に、来年もいろんな姿を見せていこうと思ってますので、これからも応援よろしくお願いします。

TEXT:長澤智典

■関連リンク
Lia公式ホームページ「Lia's Cafe」
Queens Label official site

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