11月15日に、水樹奈々の最新両A面シングル『Justice to Believe/アオイイロ』が発売になりました。『Justice to Believe』は、彼女もレベッカ役で出演しているPS2用ゲームソフト『WILD ARMS the Vth Vanguard』のOPテーマとしても起用。『アオイイロ』は、TV東京系番組「うぇぶたま」のEDテーマとしてPVと一緒に放送中。2月12日には、横浜アリーナでのコンサートも決定。そんな水樹奈々の最新動向をチェック!!
TEXT:長澤智典
これは、普段の水樹奈々自身の気持ち?!
−−アコギの音色から幕を開けつつ、演奏が進むにつれ様々な音色を通し派手やかに楽曲を彩ってゆく『Justice to Believe』。衝撃的な格好良さですね。
いろんな楽器の音色を使い音もかなり豊富ですし、ただゴージャスなだけではなく、その中へ切なさや儚げな表情も描いた、とてもドラマチックな楽曲に仕上がりました!メロディラインはもちろんのこと、アレンジ面においても一つの物語を作りあげてゆく感覚で私自身も、歌っていて本当に作品の持つ世界観へグッと引き込まれます。
−−これだけの多彩な表情を1曲の中へ凝縮してくって、凄すぎます!
強く攻めてゆくだけじゃなく、しなやかさや女性らしい部分があったり、優しさが見えてきたり…。この歌は、自分の心の中の壁と向き合い戦う姿、苦悩や葛藤を描きたくて、“表現の部分”をとても重要視して唄いました。
−−今並べた心の想いって、普段の奈々さんの姿そのままじゃない?
そんなことないです(笑)でも、そんな気持ちを歌声の中で出せたら…という思いでレコーディングに挑みました。自分自身への戒めや、みずからを奮い立たせてゆく感情も強くこもっています。
−−この楽曲の魅力としてあるのが、聴くたびにいろんな風景が見えてくること。
本当に緻密にこだわりながら作りました!歌詞を読みながら聴くと、さらにこの物語が広がっていくと思います。この楽曲は、12月に発売となる PS2用ゲームソフト『WILD ARMS the Vth Vanguard』のOPテーマとなっているので、、ゲームをプレイし終えてから聴くと、また一味違ったものを感じていただけると思います!
『Justice to Believe』は三角関係を綴った歌
−−作詞は、奈々さんみずから書いてますけど。まずどんなイメージを浮かべながら、作詞をしていったんですか?
この詞を書くときに題材としたのが“恋愛”でした。しかも“三角関係”という、ちょっとつらい状況へ追い込まれたときの“心の変化”を書きたかったんです。さらに大切に心がけたのが、三角関係を形成する3人のうちの誰かに限定するのではなく、三角関係のどのポジションに立っても気持ちを理解できるよう、それぞれの思いを詰め込んでいきたくて、想像を掻き立てるような言葉を多く使用しました。
−−三角関係という言葉を聴いてからこの楽曲を聴くと、「あっ、だからこの言葉や表現なんだ」というのが見えてくる面もいろいろありました(笑)
ありがとうございます!そんな仕掛けを、今回はたくさん作ってます。さらにこの三角関係は、“親友と同じ人を好きになった”という設定。 “恋と友情の間で揺らめいている(女)心”も描いてます。
−−歌へ登場する人は、表へ見せる顔と本音の顔2つの表情を持ってますよね。その描写がまたリアルなんですよねぇ。。。
“人前で見せる顔”と“心の奥底の顔”。でも、どっちも自分なんですよね。だから歌詞も、“表と裏2つの顔を見せてゆく内容”…と同時に、また違った想いとして受け止められようにもなっています。タイトルの『Justice to Believe』が示すように、「自分の持っている夢や目標に向かい、あきらめず妥協することなく進んでいけば…信じ続けていれば、きっとその思いは叶うはず」という前向きな気持ちを綴っています。
力強い声の表情の中から見えてくる、いろんな気持ちのグラデーション
−−そうか、“三角関係”ってゲームの世界とリンクしてるんだ。
じつは、そうなんです。ゲームを進めていく中で、三角関係に立たされる状況があって…。私が演じているレベッカは、まさに“渦中”にいる人なんです。その物語が軸にあったのと、私自身も過去に親友と同じ人を好きになった経験があったので、レベッカの心境へ共感したことから、この歌詞が生まれました。
−−そういう思いが、さらに歌詞へ深みを出していたとは…。
よきライバルである親友も大切な人で、好きになってしまった人は幼なじみだったり。だから幼なじみとの関係も壊したくない…。結局は自分自身との闘いになると言うか。。。そこは、ゲームを通してぜひ味わってください(笑)
−−『Justice to Believe』の聞きどころの一つにあるのが、奈々ちゃんの歌唱スタイルだと思うんです。高揚してゆく楽曲へ負けないようパワフルに歌ってますが、ただ力強いだけじゃなく、その歌声の中には悲哀や切なさなどの感情や心の揺れなども描かれている。そんな抑揚を持った声色も、大きな魅力だと感じました。
もの凄いパワーを込めました(笑)歌入れって、魂を注入する作業じゃないですか。毎回が自分の中での闘いです!
とくにこの『Justice to Believe』は、“心の葛藤”を描いた楽曲だったので、ただ強くどっしり唄うだけじゃきっと伝わらないと思ったんです。がむしゃらな気持ちや、独り思い悩む寂しくて苦しい気持ち、大切な人を思う優しさを声に乗せたくて、歌い方にはとてもこだわりました。
−−楽曲自体がものすごいパワーを持ってますけど、奈々さん自身の歌声も対等以上の存在感を発揮してますよね。
ありがとうございます(笑)楽曲と一心同体になれるよう強く心がけながら唄いました。
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