主人公のトキトとCHiYOの共通項……お互い、15歳なんだよね。
−−「銀色のオリンシス」のオープニングテーマ『destiny』は、CHiYOちゃんみずから作詞を担当したそうですね。
「銀色のオリンシス」のストーリーを読み始めたとたん、物語の展開へもの凄くはまってしまったんです。も〜何に一番共通点を感じたって、主人公のトキト君が私と同じ15歳ってこと。。。確かに、置かれてる状況はだいぶ違うんですけど(笑)。読んでいて、同じ気持ちを感じることも多かったんです。
−−とくに強い共感を覚えたのは、どの辺でした?
トキトは、自分の意志とは関係なく戦いに巻き込まれてしまうように、じつは戦うことに対してすごく消極的な男の子なんです。だけど機械の操り方は、誰にも負けないくらいの凄い腕前。だからこそ、いくらトキトは戦いたくないと思っていても、まわりの人たちはトキトに頼ってしまうんですね。もちろん、トキトとともに戦ってゆく仲間たちも、本当は戦いたくなんかないと思うけど。その気持ちには、すごく心を揺さぶられました。
−−バトル・シーンも多いし、何よりもその描写が、観てて壮絶だからなぁ。。。
そうなんです。第1話の冒頭から凄まじいバトル・シーンが始まっていくように、あのアニメの描写の凄さは衝撃的でした。そんな中からさえ見えてくる、トキトとテアの気持ちの繋がりも、観ててすごく気になるところなんですよね。
一番に伝えたかった想い…それは、“君は一人じゃないよ”という気持ち
−−CHiYOちゃんが、この『destiny』の中で一番伝えたかった想い。。。それも、教えてください。
物語には、テアと名乗る人工生命体の女の子が出てくるんですけど、トキトはテアと出会ったことで、お互いの関係をどんどん縮めていくんですよ。お互いに、“大事な人に出会えた”と思える気持ち…。それって、まさに運命(DESTINY)じゃないですか。そんな、“運命”という想い。それと、仲間たちとの出会いから生まれた“けっして一人じゃないんだよ”という気持ちからも、強く影響を受けましたし、そこで感じた想いたちを、私は『destiny』の歌詞へと詰め込んでいきました。
−−“一人じゃない”という想いを描いた歌詞が、胸をグッとさせるよね。
私くらいの年齢だと、“本当に大事な人や物事とは何なのか?”ということへ気づけないことが多いんです。だから、自分の自覚がないところで、人の心を傷つけてしまったり。。。私は、小学6年生頃から音楽活動を演ってるんですけど、日々の活動の中で感じ続けてきたのが、かけがえのない友達や家族の大切さ。そして、私を支えてくれる事務所のスタッフさんや、私の歌を支持してくれる、大勢のファンの人たちが持ってる気持ちの温かさなんです。これもすべては、歌い始めたことによって気づけた想い。そういうCHiYOにとって大切な人たちとの出会いや経験が、「銀色のオリンシス」を読んだときに心の中へ強く沸き上がり。そこから“運命って何だろう??”“私もトキトとテアのよう、きっと大事な人と出会ってるはずだから”という想いが芽生え、この『destiny』の歌詞へと繋がっていきました。
現実にいたら、私、、、恋しちゃうかも。。。
−−物語の中へも、いろんな描写を通し描かれてゆく“大切な人を守りたい想い”。今のCHiYOちゃんが守りたい人って、誰ですか?
先にも言った、私を支え続けてくれてる人たちだと思います。だけど私だって、こういう活動をしていなかったら、同年代の学校の子たちと同じよう、なかなかその気持ちへ気づけてなかったかもしれない。今でも、相手の気持ちを理解できてなかったりすることも、普通に学校生活の中であったりしますし。。。この年齢だと、まだまだ“大切な人を守りたい”という意識には気づけないことも多い気がします。
−−CHiYOちゃんは、「銀色のオリンシス」へ登場するジンにゾッコンらしいね(笑)
も〜格好いいんですよぉ。ジンはトキトの大親友で、仲間たちの中でもムードメーカー的な役割を持った、すごく格好いい男の子なんです。キリッとした表情で、髪の毛も長く、二枚目な表情なんですけど、意外とひょうきんな性格で、言動も軽々しかったりもする。だけど、そういう“格好いいけど親しみやすい姿”が、女性の心を刺激するというか。。。きっと現実にジン君のような人がいたら、私は恋しちゃうかも知れない(笑)
“君はずっと一緒だから”
−−『destiny』は、とてもパワフルで疾走感を持った躍動的な歌ですよね。楽曲を聴いてるだけで、気持ちが熱くたぎっていきそうです。
ほんと、パワフルな作品ですよね。だからこそ私も、歌詞では一つ一つのフレーズへ大切な想いをしっかり詰め込んでいきましたし。そのほうが、絶対に伝わると思ったんです。中でも、“君はずっと一緒だから”という気持ちを表したいろんな言葉たちには、とくに強い想いを込めながら書きました。
そうそう、この楽曲を私、踊りながら歌ってるんです。ダンスもすごくパワフルなので、最近ダンスに夢中な私にとって、また違うCHiYOの一面を見せられる作品になったのも、嬉しかったですね。
−−“いろんな想いを伝えたいんだな”…という気持ち。それは、しっかり歌詞からも伝わってきました。
伝えたい想いは、ホントいっぱいあります。もちろんその中にも、とくに伝えたい強い気持ちもあるわけですが、そういう言葉たちを、あえて違う言葉や表現で置き換えてみたり。その辺も、楽曲の中から感じていただけたら嬉しいなと思ってます。
−−♪離れていてもずっと近くに感じて/運命だから♪という言葉は、トキトとテアの関係はもちろん、CHiYOちゃん自身の普段の気持ちとも重なってくるものなの?!
そうです。他にも、♪不器用な僕たちは傷つけあうことばかりで彷徨ってた♪という歌詞も、物語へ登場する少年少女たちと、私自身の気持ちをシンクロしながら書いた言葉でした。ホントこの「銀色のオリンシス」を通し、私自身がいろんな心の刺激を受けたこともあり、たくさんの想いを作品から与えてもらえましたし、それらの気持ちを、楽曲の中へいろいろと散りばめながら書いてます。
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